朝日文庫<br> 柚子の花咲く

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朝日文庫
柚子の花咲く

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  • サイズ 文庫判/ページ数 355p/高さ 15cm
  • 商品コード 9784022647252
  • NDC分類 913.6
  • Cコード C0193

内容説明

一人の武士の遺骸が河岸で見つかった。男は村塾の教師・梶与五郎。かつての教え子・日坂藩士の筒井恭平は、師が殺された真相を探るべく隣藩へ決死の潜入を試みる―。命がけで人を愛するとは、人生を切り拓く教育とは何かを問う、感動の長篇時代小説。

著者等紹介

葉室麟[ハムロリン]
1951年福岡県生まれ。作家。2004年『乾山晩愁』で第29回歴史文学賞、2007年『銀漢の賦』で第14回松本清張賞、2012年『蜩の記』で第146回直木賞受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

とし

147
今一つしっかりとした判断、決断力が無いが、気持ちは純粋で真直ぐな恭平さん、殺害された恩師と友人と心に思う人の為に奔走する。真直ぐで良いですね~恭平さんの柚子は九年で花が咲きました。『一緒に暮らせなくても、わたしのことを大切に思ってくれるひとがいる。だから、自分を嫌ってはいけないのだ。それは自分を大切に思うひとの心を大事にしないことになるから、と』『ひとの己を知らざるを患えず。ひとを知らざるを患うるなり、命がけで人を愛する事』2014/11/22

じいじ

84
青年剣士が9年もの年月をかけて、恩師の「不信の死」の究明をする物語。ミステリー調で、爽やかな読み心地の時代小説です。この青年、勉学一筋のころに密かに心に抱いた女がいたが、自分の気持ちが告げられないまま、女は他家に嫁いでいきます。(最後に相思相愛だったことを、彼女の口から告げられます)。このシャイな主人公の青年剣士の人柄が好きになりました。物語の最後に、柚子は、花が咲くまでには9年もの年月がかかる、ことが明かされます。せっかちな小生には、遅い展開に途中イライラしましたが、面白かったので良しとします。2023/08/31

chantal(シャンタール)

83
昔の郷学での恩師、梶与五郎が良からぬ評判と共に殺された。どうやら隣藩との干拓地境界線をめぐる紛争と関係があるらしい。江戸から三年ぶりに戻ってきた恭平はしばらくぶりに青葉堂村塾を訪れ、渋々ながらも事件解明に奔走することになる。忘れかけていた幼い日の思い出、その頃は気づかなかった恩師の志。人はなぜ傷つけ合うのか、なぜ大切なものを奪われるのか?柚子の花は9年で花を咲かせる。恩師の思いを胸に、恭平は愛する人を、自分の進むべき道を見つけた。恭平のそして与五郎の真っ直ぐな生き方が清々しい。2019/09/15

やいっち

72
仄聞はしてたものの作家の作品は初めて。勝手に若手と思ってたがベテラン作家であり故人となっていた。主人公は己れの信念と師と女性への思いを貫く。師の志を引き継いでいく。活劇の場面は出来すぎな気もするが、何事も終わり良ければ全て良し。2023/12/24

財布にジャック

61
詰め込み過ぎてゴチャゴチャしているのは残念でしたが、相変わらず期待通りの葉室さんらしい良い話でした。オマケにミステリーとして読んでも、犯人や動機が解りにくいので楽しめました。タイトルも読み終えてみたら、内容にピッタリでグッときます。2014/11/22

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