内容説明
獣肉を扱う「百獣屋」は、あらゆる問題事を請負う御助宿。ある日、米問屋のあるじが夜盗に殺され、遺された妻が幼い息子と共に訪ねてきた。犯人は五年程前から跳梁跋扈し恐れられていた盗十郎一味らしい。形見として残った脇差を託された十四郎らは敵討ちの助太刀をする。
著者等紹介
鳥羽亮[トバリョウ]
1946年生まれ。埼玉大学教育学部卒業後、教員生活を送る。90年『剣の道殺人事件』で第36回江戸川乱歩賞を受賞し、作家デビュー(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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雅
1
盗賊にたどり着くために一つ一つ辿っていく過程が良かった2017/12/22
あかんべ
1
十四郎は斬られても斬られても、がんばるねェ。他の仲間ももっとがんばれ。適役のネーミングと頭のワザが良い。2011/11/12
犀門
0
#211★★★☆☆2014/12/22
OHモリ
0
読みやすく気軽に楽しめました(そのぶんあまり深みもないけど)。こんな本読んでるヒマはないんだけどと思いつつ・・・読みやすいので油断してちょっと読みだすと止まらない! 百獣と書いて「ももんじゅ」鹿や猪の肉を食べさせる店が実は「必殺仕置き人」のような人たちのいる「御助宿」という設定。当時は牛や馬は食べなかったのかなぁ・・・猟で獲るものじゃないからか?2013/03/31