朝日選書<br> 諜報・謀略の中国現代史―国家安全省の指導者にみる権力闘争

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朝日選書
諜報・謀略の中国現代史―国家安全省の指導者にみる権力闘争

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  • サイズ 46判/ページ数 360p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784022631138
  • NDC分類 391.6
  • Cコード C0322

出版社内容情報

毛沢東に始まる中国国家主席の政権確立の裏には国家安全省など諜報機関の暗躍があった。機関トップは隠然と権力を保持、習近平は未だ機関の完全掌握に至らない。権力への忖度、政敵への非情な攻略手段とは。トップの動向から描く裏面史。

内容説明

ウイグル族への「ジェノサイド」、国家安全維持法による香港民主化運動への弾圧、日本人スパイの検挙・拘束などを主導する国家安全省。同省などの情報機関は人民解放軍などとも並ぶ暴力装置であり、習近平国家主席はいまだそれらを完全掌握しているとは言いがたい。中国共産党の情報機関の設立は20世紀前半に遡り、中国国内で国民党と暗闘し、時に日本軍とは敵の敵としての関係を結ぶ一方で、党内における毛沢東の絶対的権威の確立を目指して活動してきた。共和国成立後も、毛沢東から習近平に至るまで、最高指導者の政敵を追い落とすことを主たる活動の一つとしてきた。同省指導者たちはどのように権力者を見極め、政敵を迫害したのか。なぜ権力に近づきながら、その多くが悲劇的な末路をたどったのか。同省指導者たちの歩みから中国現代史のもう一つの側面を描き出す。

目次

第1部 歴史編(潘漢年;康生)
第2部 現代編(喬石;周永康;国家安全大臣列伝;習近平政権の動向)

著者等紹介

柴田哲雄[シバタテツオ]
1969年、名古屋市生まれ。中国現代史研究者。2001年、京都大学大学院人間・環境学研究科博士後期課程単位取得退学。博士(人間・環境学、2003年京都大学)(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

パトラッシュ

81
民族や宗教や体制の違いを問わず、情報機関は常に権力者を守る尖兵となってきた。特に共産党支配の国では党を支配する個人に権力が集中し、個人独裁に異議を唱える者への弾圧機関と化す。有史以来一度も民主政治を経験していない中国では当然のように法治国家ではなく人治国家となり、その指導者の行動や思考は時の独裁者のやり方を最も忠実に反映する。毛沢東に仕えた康生、江沢民時代の喬石の冷血さは権力の怖さを生々しく伝える。完璧な国民監視システムを構築しウイグルや香港を容赦なく弾圧する陳文清も、習近平のために大量の血を流すだろう。2021/12/21

おい

2
現代史の為、書かれている内容が主題に踏み込めていない部分が多い。権力闘争ばかりで結局よくわからない。 ★★★2022/10/06

Go Extreme

2
歴史編: 潘漢年 康生 現代編 喬石: 学生運動と党中央対外連絡部 民主化運動への対応 弾圧をめぐって 周永康: 石油閥のボスへの道 四川省トップから公安大臣へ 独立王国の形成と崩壊 国家安全大臣列伝: 凌雲・1983‐85年 賈春旺・1985‐98年 許永躍・1998‐2007年 耿恵昌・2007-16年 陳文清・2016‐  習近平政権の動向: 習近平のロール・モデル―毛沢東か鄧小平か 陳一新―中央政法委員会における反腐敗闘争 陳全国―「ジェノサイド」を立案・指揮した能吏2021/11/12

多読多量連投が日課だった

0
Kindle出てるのでそっちは、後ろにある詳細にあるアドレスのリンク貼ってあるならそっちの方が良いでしょう2021/11/02

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