朝日選書<br> アメリカの原爆神話と情報操作―「広島」を歪めたNYタイムズ記者とハーヴァード学長

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朝日選書
アメリカの原爆神話と情報操作―「広島」を歪めたNYタイムズ記者とハーヴァード学長

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  • サイズ B6判/ページ数 261p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784022630728
  • NDC分類 210.75
  • Cコード C0331

出版社内容情報

【社会科学/政治】米国民にいまだ理解が広がらないヒロシマ・ナガサキ。五つの原爆神話を信じるからだ。事前に投下警告があった、日米100万の命を救った、放射能の影響は全くないなど、あり得ない神話を作り広めた国・科学者・ジャーナリストの暗躍をあぶり出す。

井上泰浩[イノウエヤスヒロ]
著・文・その他

内容説明

広島・長崎に投下された原爆について、いまなお多数のアメリカ国民が5つの神話―(1)事前に警告し軍事基地を破壊した(2)その衝撃で日本はすぐに降伏した(3)アメリカ人100万人、さらに多くの日本人の命を救った原爆は救世主だ(4)アメリカは神に託されて慈悲深い行いをした(5)原爆による放射能の影響は(ほとんど)ない―を信じている。なぜこの根拠のない、嘘偽りの「神話」が信じ込まれることになったのか。世界で最も権威あるニューヨークタイムズ記者とハーヴァード大学長が、政府・軍と一体となって行なった情報操作と世論形成の痕跡をあぶり出す。

目次

第1章 原爆神話の形成―タイムズ記者と軍の共謀
第2章 放射能否定―一転したタイムズ紙報道
第3章 ローレンス記者とタイムズ紙の影響力
第4章 原爆神話の確立―陰の主役ハーヴァード学長
第5章 ハーヴァード学長と毒ガス、原爆都市攻撃
第6章 原爆神話の解体

著者等紹介

井上泰浩[イノウエヤスヒロ]
山口県生まれ。広島市立大学国際学部教授。情報通信学会評議員。ミシガン州立大学院博士課程修了。博士(マスメディア)。全国紙記者を経て現職。ハワイ大学マノア校客員研究員も務めた(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

skunk_c

56
元新聞記者で現在は広島市立大学教授の著者が、原爆投下について1945~47年にアメリカで行われたプロバガンダを告発する書。ニューヨーク・タイムズ記者のローレンスとハーヴァード学長のコナントがその首謀者として断罪される。日本から見れば確かに言語道断なプロバガンダだが、筆致がややエキセントリックで、繰り返しが多く冗長。本書の内容はアメリカ人にこそ読んでもらいたいが、この書き方ではかえって拒絶されてしまうのでは。また被害の実相に殆ど触れられていないのも疑問。これでは「アメリカはずるかった」で終わってしまう印象。2020/03/10

犬養三千代

6
井上泰浩著 副題 「広島」を歪めたNYタイムズ記者とハーヴァード学長 1500円 アメリカ国民に限らず人は信じたいものしか信じない。マスメディアも公正でもなく中立でもない。犠牲者は浮かばれないといえば浮かばれない。今後核兵器は抑止力としてやはり王座に有るのかな。2019/01/01

キミ兄

6
わざわざハーヴァードの学長を黒幕として引っ張り出しているが根拠は25年前のアメリカの1本の論文のみ。自分で検証を行なったわけでも無いようで、それを事実のように断定する書き方はどうなのか。また放射能被害が無いとの欺瞞があったと散々書いているが、そもそも放射能被害の定義がかかれていない。残留放射能なのか爆発時のガンマ線等によるものなのかも判然としないまま批判が続く。正直?と感じる本。最後の20ページだけ読めばいいのでは。☆。2018/08/23

カラコムル711

3
NYタイムズの原爆情報操作をおそらく初めて明らかにした書か。またアメリカが放射線の影響を過小評価したのも、やはりそうだったかと気づかせた。ただしやや批判が一面的でステレオタイプである。原爆投下はその背景が奥深い、まだまだ十分な分析にはいたっていないようだ。なお放射能被害といわず放射線被害と正しく書くべきだ。2018/07/13

takao

1
日本への原爆投下を正当化する5つの神話 2020/02/12

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