朝日選書
飛鳥むかしむかし―飛鳥誕生編

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  • サイズ B6判/ページ数 230,/高さ 19cm
  • 商品コード 9784022630490
  • NDC分類 210.33
  • Cコード C0321

出版社内容情報

仏教、人物、生活、文学などテーマごとに、学界の重鎮と若手研究者が国家誕生の過程を最新の調査成果をもとに解き明かす。

内容説明

「日本人の心のふるさと」飛鳥・藤原。かつてこの地には、日本最初の都があり、宮殿や寺院、金色に輝く仏像、瓦葺きの建物や、不思議な石造物など、異国情緒あふれる世界が広がっていた。なぜここに古代国家が誕生したのか。日本文化の基礎はいかにして形づくられたのか。古代史研究を牽引する学界の重鎮と、日々発掘調査と研究に携わる若手研究者が、考古学、古代史学、建築史学、万葉学、国語学、美術史学などさまざまな角度からアプローチし、古代国家「日本」誕生のなぞに迫る。最新の調査成果にもとづくカラー復原イラストで、日本国誕生の歩みを鮮やかに描き出す。

目次

プロローグ 基礎講座編
プロローグ 歴史おさらい編
「飛鳥」以前編
渡来人の活動編
蘇我四代編
聖徳太子編
仏教のはじまり編
飛鳥の道編
飛鳥の宮殿編
東アジアとの交流編
石の女帝編
飛鳥の暦と時刻編
飛鳥文化・白鳳文化編
飛鳥と難波・近江編

著者等紹介

早川和子[ハヤカワカズコ]
1953年生。考古イラストレーター(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

Shoji

49
もとより私は歴史探訪が好きで、飛鳥へもしばしば出かけます。ですので、とても楽しく読むことができました。学術的ではありますが、難しいことは書いていません。飛鳥ファンの方には楽しく読める一冊だと思います。2018/09/04

ウォーカージョン

5
各テーマの分量はちょうどいい。さまざまな角度からの解説もいい感じ。簡単なまとめであるが、知らないこともけっこうあって勉強になった。ただ、文章が下手で分かりにくいことが時々あった。こちらの読解力の問題か。2018/07/25

Yoshihiro Yamamoto

4
A+ 朝日新聞で連載されたものを2冊組にまとめたもの。元が新聞記事なので、テーマごとの分量が適量で読みやすく、かつ一般向けに書かれているのでわかりやすい。テーマごとにそれぞれの専門家が執筆しており、かなりマニアックな内容もあり、推論なども述べられており興味深かった。古文書に残る場所の現在地を示しているのも、今後飛鳥を旅する際に助かる。イラストを描かれた早川和子氏については全く知らなかったが、先日行った平城宮資料館の中に多くのイラストを描かれているのを知り、贅沢な本だなぁと思う。古本屋で100円とは嬉しい。2017/05/06

はちめ

3
新聞の連載記事なので通説中心なのは仕方ないだろう。飛鳥時代の本なので飛鳥中心なのは仕方ないが、朝倉の話をもう少し突っ込んで欲しかった。何故朝倉だったのか大いなる謎だと思うので。2016/10/01

ゆずこまめ

2
サラッと読める分量だけどなかなか読み応えがあった。奈良は中学校の修学旅行以来ご無沙汰なのでまた行きたい。2022/02/10

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