出版社内容情報
【社会科学/政治】日本の保守は中国、韓国、東南アジアとどのように向き合ってきたのか? 戦後70年を来年に迎える今、保守のアジア観、アジア政策の歴史を綿密に検証し、和解と反発の間を揺れ動く姿を描く。好評旧著『和解とナショナリズム』全面改稿の決定版テキスト。
内容説明
なぜ日本のアジア外交は謝罪と反発の間を揺れ動くのか―。岸・吉田から小泉・安倍までの戦後政治を、日中韓のナショナリズムの変遷と共に徹底検証する!
目次
第1章 「保守回帰」目指す安倍政権
第2章 靖国参拝の攻防史
第3章 なぜ残る「アジア解放の戦争」論
第4章 日本を迎えた東南アジア
第5章 韓国をどう見てきたか
第6章 中国をどう見てきたか
著者等紹介
若宮啓文[ワカミヤヨシブミ]
1948年東京生まれ。70年に朝日新聞記者となり、横浜・長野支局を経て75年から長く政治・外交を取材。この間、韓国に語学留学、米国のブルッキングス研究所で客員研究員。論説主幹、主筆を経て2013年に退社。現在は日本国際交流センターのシニア・フェローで慶應義塾大学、龍谷大学、韓国の東西大学、ソウル大学で客員教授なども(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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