内容説明
本書は長年にわたりユネスコ文化局で世界遺産のデジタルアーカイブ化に取り組んできたエキスパートにより、フランス全土に拡散する世界文化遺産がそれぞれに持つ歴史やエピソード、世界遺産登録の経緯など、豊富なカラー写真とともに紹介。背景を知れば、世界遺産の新たな魅力が見えてくる。
目次
第1章 永遠の都、パリのセーヌ河岸
第2章 古代ローマの記憶
第3章 フランスのアイデンティティ
第4章 キリスト教美術―ロマネスクとゴチックと
第5章 王権の確立
著者等紹介
松本慎二[マツモトシンジ]
1968年、東京大学文学部卒業後、国立国会図書館入館。1975年、ユネスコ・東南アジア太平洋科学技術地域事務所(ジャカルタ)勤務。1976年よりユネスコ・パリ本部文化コミュニケーション局図書館・ドキュメンテーション・文書部で、イラク科学技術ドキュメンテーション・センターの設立、モロッコ・ラバト国立図書館情報大学大学院コースの設立などのプロジェクト担当。また新技術開発室長として、イタリア・フィレンツェのウフィッツィ美術館全収蔵コレクションの高精細度画像によるデジタルアーカイブ化などを担当。早稲田大学情報通信研究センター客員教授、愛知万博国連館上級顧問を経て、2006年よりサイバー大学世界遺産学部教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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