出版社内容情報
創価学会はなぜここまで巨大になったのか。池田大作・第三代会長の思想と行動の基点には何があるのか。教団に強い関心を寄せてきた作家・元外務省主任分析官の佐藤優氏が、キリスト教徒という自らの立場とキリスト教神学ならびにインテリジェンス(情報分析)の手法で迫る。著者自身による解説収録。
内容説明
創価学会はなぜここまで巨大になったのか。池田大作・第三代会長の思想と行動の基点には何があるのか。教団に強い関心を寄せてきた著者が、キリスト教徒という自らの立場とキリスト教神学ならびにインテリジェンス(情報分析)の手法で迫る。著者自身による解説収録。
目次
序章 創価学会の内在的論理とは何か
第1章 幼少時代の思い出、戦争に塗り込められた青年時代
第2章 運命の師との出会い
第3章 香峯子夫人との出会い、第三代会長就任へ
第4章 創価学会と公明党―「政教分離」のあり方をめぐって
第5章 夕張炭鉱労働組合問題の思想的意味
第6章 大阪事件における権力との闘い
第7章 創られたスキャンダル―「言論・出版問題」の真相
第8章 宗門とは訣別―日蓮正宗宗門というくびき
終章 世界宗教への道を進む
著者等紹介
佐藤優[サトウマサル]
1960年生まれ。作家、元外務省主任分析官、同志社大学神学部客員教授。同志社大学神学部卒業。同大学院神学研究科修了。85年、外務省入省。在ソ連・在ロシア日本大使館勤務。対ロシア交渉などで活躍。外交、政治、文学、歴史など幅広い分野で執筆活動を展開した功績により2020年、菊池寛賞受賞。著書に、『国家の罠』(毎日出版文化賞特別賞)、『自壊する帝国』(大宅壮一ノンフィクション賞、新潮ドキュメント賞)、『十五の夏』(梅棹忠夫・山と探検文学賞)など多数(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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