出版社内容情報
職場の同僚、ママ友、親戚、ご近所……女同士の付き合いは、いくつになっても難しい。「同じ女でありながら<女>に対して言い知れぬ畏怖を感じる」というコミュ障の著者が、日々をたくましく生きる女性たちを、生き生きと時にシニカルに描いたコラム集。
内容説明
「女だけど、女が苦手」という著者が、第1部女図鑑では持ち前の妄想力を発揮して、「菩薩女」「ウェイ系」「かわいいジャンキー」など様々な女の生態を分析。第2部では、学校や職場の付き合い、女の生き方を掘り下げる。「コミュ力時代」を生き抜くための、刺激的コラム集!
目次
第1部 女図鑑(女は女が苦手…でも;サバサバ系;ゆるふわ系;サブカル系;キラキラ系 ほか)
第2部 女の生き方(女友達の作り方;女にとっての年齢問題;顔面レベルの掟;広く浅くの付き合い方;親戚や近隣住民との付き合い方 ほか)
著者等紹介
カレー沢薫[カレーザワカオル]
1982年生まれ。漫画家、コラムニスト。2009年『クレムリン』で漫画家デビュー。14年『アンモラル・カスタマイズZ』で文化庁メディア芸術祭マンガ部門審査委員会推薦作品に選出、21年『ひとりでしにたい』で同芸術祭マンガ部門優秀賞を受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
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ミーコ
17
図書館で見つけ興味があるなぁ と読んでみました。共感する事も多く クスクス笑えるので 楽しく読めました。私もコミュ症?2025/02/25
totuboy
1
女性とは何か、というテーマであるが、男性が読んでも面白い。筆者の独特な視点からの女性論が非常に面白い。そして、女性の生きづらさを鋭く指摘している点も面白い。子育てして家庭に入ることだけが正解ではなく、仕事も、介護も今まで以上に介入していくことを望まれる女性というのは本当に「無理ゲ-」となっている。なぜ普通に生きていくという当たり前のことがかなわないのか、くるっているのは世の中の方なのではないのか、読んでいくうちに、性によらずだれもが生きづらい世の中だと感じてくる。2024/09/19
うずら@四十路
0
担当の「○○系女」メモが強烈。2025/06/26