出版社内容情報
時は昭和、「女性は裁判官になれない」という法曹界に怒りを燃やす人物がいた。彼女の名は、和田嘉子──のちの三淵嘉子。「女の法律家など」と言われた時代に、日本初の女性弁護士のひとりとして奔走した嘉子の夢と生き様、戦いを描く傑作評伝。
内容説明
時は昭和、「女は裁判官になれない」という法曹界に怒りを燃やす女性がいた。彼女の名は、和田嘉子―のちの三淵嘉子である。「女の法律家など」と言われた時代に、日本初の女性弁護士のひとりとして奔走した嘉子の夢と生き様、戦いを描く傑作評伝。
目次
第1章 「戦後」の始まり
第2章 生まれた夢
第3章 女性法律家を志して
第4章 司法試験の壁
第5章 女性弁護士誕生
第6章 家族と戦争
第7章 家庭裁判所の設立
第8章 アメリカを知り
第9章 三淵嘉子として
著者等紹介
長尾剛[ナガオタケシ]
1962年東京都生まれ。作家。東洋大学大学院文学研究科博士前期課程修了。在学中よりフリーライターとして執筆(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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丸々ころりん
14
戦前から社会弱者を救う,男性社会に風穴をあける 有言実行 日本初の女性弁護士の物語。 4月からの朝ドラのモデル。2024/03/17
フロッグ
10
読点が多すぎて読みにくかった。これでいいのかな?と思いながら読んだけど…。2024/04/15
ますみ
8
★3.5★2024/04/09
nina
2
意外にも、さらっと一気に読み終えた。真っ直ぐな人だったんだなあ。2024/04/14
Doremi♪
2
三淵嘉子さんの生涯がザッと読める感じでした。文庫本でこの厚みであればこんなものかもしれません。 さらにもう一冊の文庫も読んでみます。2024/04/14