朝日文庫<br> 江戸東京“奇想”徘徊記 (新装版)

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朝日文庫
江戸東京“奇想”徘徊記 (新装版)

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  • サイズ 文庫判/ページ数 360p/高さ 15cm
  • 商品コード 9784022620910
  • NDC分類 291.36
  • Cコード C0195

出版社内容情報

粋人による「最強」の江戸・東京の歩き方――不朽の名著、待望の復刊!当代きっての博覧強記にして粋人・種村季弘が、東京の裏町30を厳選して闊歩。ポストモダン臭一色になった東京のアスファルトを一枚一枚剥がすと、江戸や明治の名残が顔をのぞかせる。新装版に際し、森まゆみ氏による「二十年後の徘徊」を収録。【主な内容】碑文谷の蓮華往生目黒の近藤富士川崎・大師河原の「水鳥の祭」人形町路地漫歩上野山・寺と公園永代橋と深川八幡本所両国子供の世界亀戸天神社と柳島妙見築地明石町と清方柴又帝釈天と新宿吉原紅燈今昔立石の要石、仲見世中野の象小屋犬屋敷神楽坂の仇討ち伝通院と「外科医」の池飛鳥山の花見、王子の狐池袋モンパルナス愛宕山「路地奥」再訪新橋アンダーグラウンドほか全30の裏町付録 東京三十の街 徘徊の手引き   東京三十の街 徘徊地図解説 西田成夫二十年後の徘徊 東京アンチ・デオドラント 森まゆみ

内容説明

当代きっての博覧強記にして粋人の種村季弘が、厳選された東京の裏町30を闊歩。ポストモダン臭一色になった東京のアスファルトを一枚一枚剥がすと、江戸や明治の名残が顔をのぞかせる。新装版に際し、森まゆみ氏による「二十年後の徘徊」を収録。

目次

碑文谷の蓮華往生
目黒の近藤富士
品川逍遙
川崎・大師河原の「水鳥の祭」
森ヶ崎鉱泉探訪記
人形町路地漫歩
上野山・寺と公園
墨堤綺談
深川南北漫歩
永代橋と深川八幡
本所両国子供の世界
亀戸天神社と柳島妙見
築地明石町と清方
根津権現裏と谷中
柴又帝釈天と新宿
北千住往来
浅草六区
吉原紅燈今昔
立石の要石、仲見世
中野の象小屋犬屋敷〔ほか〕

著者等紹介

種村季弘[タネムラスエヒロ]
1933年東京都生まれ。57年、東京大学独文科卒。出版社勤務の後、東京都立大学助教授、國學院大學教授など。作家、独文学者、評論家。文学、美術、博物誌、地誌旅行、書誌など、アカデミズムの枠を超越した知的宇宙を構築する。その一方、洒脱で諧謔味に富んだ漫遊記、旅行記、温泉記を得意とする。2004年逝去(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

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bapaksejahtera

8
博覧強記の士としては著者より一世代上の人達が好みなので余り馴染みのない人だが、池袋に生まれ引っ越し好きの著者がその後に住んだ東京各地を懐かしみ歩く散策記。半ば程は私にも馴染みの土地だから熱心に読んだ。よって選ばれた土地は網羅的ではない。古い建物施設は疎か、地形まで変えてしまった麻布や赤坂等が選ばれない為好感の持てる内容である(頻に採り上げられる荷風絡みで市兵衛町には論及するが)。内容は余り新奇な所がなく、寧ろ氏の知識の拠って立つ元の資料(実は積読本が多い)を改めて読みたい。尚末尾にある写真付き案内は良い。2025/01/22

ますりん

3
若い時分に河出文庫版を貪るように読んで傾倒していた種村季弘さんの本が新装版として文庫化されていて思わず読む。この本が出た翌年に逝去されてるのね。種村季弘さんといえば澁澤龍彦さんと並ぶ博覧強記の巨人なのだけれど、専門はドイツ文学なのに、東京を語るこの本の知識ストックの膨大さに圧倒。先日読了した平岡正明の「ヨコハマB級譚」にも寄稿していて、これもご縁。 これを読んで先ずは日本橋明石町のあたりを散歩しに行きましたが、まだまだ東京だけでも散歩すべきところはたくさんあるなあ。2024/07/25

Kazuo Ebihara

2
本書は、2001年から2年間にわたって雑誌「サライ」に連載された記事を加筆修正し、2003年に書籍化。20年後に再文庫化されたもの。 著者は、独文学者で、大学教授、作家、博覧強記の評論家でもある。 東京の下町を中心に、自身が暮らした昭和初期の街の残り香を探しつつ、江戸から明治の小説、随筆、芝居、落語に関わる歴史遺産を探った。 実に興味深い。 執筆から20年以上経ち、東京の風景は大きく変わっているが、寺社や墓石、石碑の多くは残っているものと思われる。 著者は、2004年8月に71歳で亡くなられた。合掌。2024/04/08

bunca

1
都内の江戸の香り残る裏町30か所を徘徊し、博識ぶりを発揮した文章でまとめる読み応えある一冊。 場所は花街の名残の東側地区や種村さんの生家の池袋近辺が多い。 通りがかってあれ?と疑問を感じつつも深く考えずにいたことが、こちらの本で氷解した点がいくつもあり、スッキリしました。 ご存命であったら、もっといろんな場所のことを書いておられたかな。 護国寺の出版社に勤務って、某講談社でしょうか。2024/06/25

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