朝日文庫<br> 老記者の伝言―日本で100年、生きてきて

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朝日文庫
老記者の伝言―日本で100年、生きてきて

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  • サイズ 文庫判/ページ数 288p/高さ 15cm
  • 商品コード 9784022620682
  • NDC分類 304
  • Cコード C0195

出版社内容情報

終戦直後に朝日新聞を退社、秋田から社会の矛盾を訴え続け、101歳で亡くなったジャーナリスト・むのたけじが戦争・原発・教育など100歳の時に考えていたこと。最後の5年間を共に過ごした次男の大策氏によるエッセイを新たに収録。

内容説明

敗戦の日に朝日新聞社を退社し、故郷の横手(秋田県)で週刊新聞『たいまつ』を創刊した反骨のジャーナリストであり、101歳で亡くなったむのたけじが、東北から見つめ続けた戦後日本とは。文庫化に際し、最後の5年間を共に過ごした次男の大策氏によるエッセイを追加。

目次

第1章 どうしてこんな国になった(死ぬ時が人間てっぺん;「君は俺が好きか。俺は君が好きだ」 ほか)
第2章 戦争とはどんなものか(人間ゆがめた徴兵制度;戦争を廃絶した人間主義へ ほか)
第3章 やるならトコトン、あきらめるのをあきらめろ(上っ面ばかりのTVニュース;子どもから大人になる14歳の目 ほか)
第4章 東北と沖縄と(東北の地に「光」求めて;デモクラシーの夜明けに ほか)
第5章 100年生きて、わかったこと(「喜ぶため、楽しむため」;長生きのコツ ほか)
巻末エッセイ 父・むのたけじと過ごした5年間(武野大策)

著者等紹介

むのたけじ[ムノタケジ]
武野武治。1915年秋田県生まれ。ジャーナリスト、文筆家。東京外国語学校(現東京外国語大学)スペイン語科卒。報知新聞を経て朝日新聞記者となり、中国、東南アジア特派員などで活躍。45年8月15日の敗戦を機に戦争責任を感じて退社。48年秋田県横手市で週刊新聞『たいまつ』を創刊。78年まで主筆として健筆をふるった。以降は著作・講演などで活動。2016年8月、101歳で逝去(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

Satoshi

9
第二次世界大戦を従軍した記者であり、終戦の日に真実を伝えなかった責任をとり、朝日新聞を退社したむのたけじの晩年のエッセイ集。いささか理想主義が過ぎると思いながら、戦場を実体験したむのたけじが語れば説得力がある。2024/12/02

エドバーグ

4
米国の軍事力によって、日本の自由貿易による繁栄が成り立っていると考えていました。その側面があるのは事実ですが、負の面もあることを気づかされました。中国との関係がキーとは思いますが、どうすれば の解をもっともっと考えたい。2023/06/30

花陽(かよう)読書会

1
10歳で自由主義の気風を大人の話から理解してしまうほどの利発な子であったので、周囲の勧めもあり、東京外語大を卒。朝日新聞などで従軍記者を務めるも「真実を伝えられなかった...国民をあざむいた」と自責し「松明(たいまつ)」という新聞を刊行。戦後に自分たちの起こした戦争を総括できない日本国民は「日本帝国憲法下で臣民を長くやりすぎた」と、歴史から学ぶ能力がない日本人批判を展開。彼の説く「5か条」の精神は実直であり「まっすぐ」である。最後まで次世代を気にかけながら101歳で逝った。良書です。2023/07/11

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