出版社内容情報
ユダヤ人看護師ジュディスは、23歳のときに強制収容所に収容される。母、兄弟姉妹、婚約者、叔父叔母らは次々と収容所で死んでいった。地獄を生き抜いた平凡な女性が、収容所の現実、解放後の苦しみ、その後の人生をリアルに淡々と描いた手記。
内容説明
看護婦のジュディスが収容所に送られたのは23歳のとき。父はすでに他界しており、母、兄弟姉妹、婚約者、叔父叔母らはみな次々と収容所で殺され、たった1人生き残る―。収容所の現実、解放後の苦しみ、その後の人生を綴った、生還者の回顧録。
目次
第1章 強制収容所へ
第2章 母と妹の死
第3章 神が見捨てた小児病棟
第4章 二十万人の大撤退
第5章 逃亡の旅
第6章 ひとりぼっちの故郷
第7章 新天地アメリカへ
著者等紹介
ニューマン,ジュディス・S.[ニューマン,ジュディスS.] [Newman,Judith Sternberg]
1919年生まれのユダヤ人。第2次世界大戦中にアウシュヴィッツのビルケナウ強制収容所に収容される。父はすでに他界していたが、母、兄弟姉妹、婚約者、叔父叔母らはみな収容所で殺された。戦後の1947年、収容所仲間であった夫とともに渡米。2008年、88歳で死去
千頭宣子[チカミノリコ]
1959年青森県生まれ。81年弘前大学教育学部卒業。82年7月~84年2月、青年海外協力隊の手芸隊員としてホンジュラスに派遣。87年3月~89年4月アルゼンチン、90年8月~92年7月アメリカに滞在(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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