朝日文庫<br> アウシュヴィッツの地獄に生きて

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朝日文庫
アウシュヴィッツの地獄に生きて

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  • サイズ 文庫判/ページ数 208p/高さ 15cm
  • 商品コード 9784022620415
  • NDC分類 936
  • Cコード C0195

出版社内容情報

ユダヤ人看護師ジュディスは、23歳のときに強制収容所に収容される。母、兄弟姉妹、婚約者、叔父叔母らは次々と収容所で死んでいった。地獄を生き抜いた平凡な女性が、収容所の現実、解放後の苦しみ、その後の人生をリアルに淡々と描いた手記。

内容説明

看護婦のジュディスが収容所に送られたのは23歳のとき。父はすでに他界しており、母、兄弟姉妹、婚約者、叔父叔母らはみな次々と収容所で殺され、たった1人生き残る―。収容所の現実、解放後の苦しみ、その後の人生を綴った、生還者の回顧録。

目次

第1章 強制収容所へ
第2章 母と妹の死
第3章 神が見捨てた小児病棟
第4章 二十万人の大撤退
第5章 逃亡の旅
第6章 ひとりぼっちの故郷
第7章 新天地アメリカへ

著者等紹介

ニューマン,ジュディス・S.[ニューマン,ジュディスS.] [Newman,Judith Sternberg]
1919年生まれのユダヤ人。第2次世界大戦中にアウシュヴィッツのビルケナウ強制収容所に収容される。父はすでに他界していたが、母、兄弟姉妹、婚約者、叔父叔母らはみな収容所で殺された。戦後の1947年、収容所仲間であった夫とともに渡米。2008年、88歳で死去

千頭宣子[チカミノリコ]
1959年青森県生まれ。81年弘前大学教育学部卒業。82年7月~84年2月、青年海外協力隊の手芸隊員としてホンジュラスに派遣。87年3月~89年4月アルゼンチン、90年8月~92年7月アメリカに滞在(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

たまきら

54
備忘録:壮絶な一看護師の、サバイバーの体験記です。読後、呆然と訳された方の後書きを読み、人の出会いに思いが行きました。自分も手を握り合いながら体験を伺ったことがあります。恩師の奥様が風邪をひいていた姉妹の代わりに先に脱出しアメリカに渡ったものの、他の家族は全員亡くなった話。友人の上司の奥様家族が杉原千畝によって助けられ、アメリカで成功した後イスラエルで賞を遺族に渡したという話…。戦争は苦しみに満ちている。そしてこの本で何度も登場するロシアとウクライナにも思いをはせました。戦争は本当に嫌です。2022/07/24

jamko

17
そんなに長い手記ではないのにしんどくて休み休み読んだ。ガス室送りだけでなく、そこに至るまでの収容所での過酷な拷問と飢餓、また日常から収容所送りに至るまでの人権が徐々に削られていく様。その壮絶さに言葉を失う。収容所内のあまりの残虐な様子に、これが人間のやることか、と思ってしまうけど、これは間違いなく人間のやったことなのだと、突きつけられる。怖い。本当に怖い。どうしてここまで攻撃できるのか、残虐になり得るのか。考えてしまう。2020/12/31

Cinejazz

16
ユダヤ系ドイツ人の家系に生まれたジュディス・S・ニュ-マン(Judith Sternberg Newman 1919-2008)は、1942年2月、アウシュビッツ強制収容所に収容された。母親、兄弟姉妹、婚約者、叔父伯母らが次々と殺害され、たった一人生き残る・・・。 収容所内の狂気と暴虐、死の選別、焼却炉の黒煙、空を焼き尽くす巨大な炎・・・ 戦後、収容所仲間だった夫と渡米し、生還者の生の声を綴った衝撃の回顧録。〝君たちに戦争責任はない。でも、それを繰り返さない責任はある〟(アウシュヴィッツ博物館館長)2022/06/22

あきら

15
読む覚悟が必要な本でした。 ここまでの内容を知っておくべきなのか、読んだ後に思う。それは何に対する好奇心や探究心なんだろう。 世の中的に良くない影響を受ける人もきっといる。 本の厚さの何倍も濃厚な本でした。2021/06/17

リュウジ

14
★3死が唐突に訪れる日常。突然ガス室メンバーに入れられ、たった一つの自分の命を奪われ人生が終わる。そんな日々を偶然、もしくは幸運で生き残った女性。そんな人生となったのはユダヤ人という理由だけ。この女性は23歳。父も母も兄も妹も同じ理由で殺された。誰にとっても人生は一回、命は一つ。中に生まれたばかりの赤ん坊が殺される描写もあった。この赤ん坊は何のために生まれたのだろうか。彼の人生にはどんな意味があったのだろうか。同じようなことは今もウイグルで現在進行形。今、自分は幸福だが、明日、同じ人生になるかもしれない。2021/05/11

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