朝日文庫<br> ナンシー関の耳大全77―ザ・ベスト・オブ「小耳にはさもう」1993‐2002

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朝日文庫
ナンシー関の耳大全77―ザ・ベスト・オブ「小耳にはさもう」1993‐2002

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  • サイズ 文庫判/ページ数 360p/高さ 15cm
  • 商品コード 9784022619419
  • NDC分類 914.6
  • Cコード C0195

出版社内容情報

【文学/日本文学評論随筆その他】2002年、39歳で急逝した消しゴム版画家・ナンシー関。その言葉は今なお、テレビの中に漂う違和感に答え続けてくれる。彼女の大ファンで、日常の違和感を小気味よい筆致であぶり出す武田砂鉄氏による、「週刊朝日」の伝説的コラム「小耳にはさもう」傑作77選。

ナンシー関・著 武田砂鉄[ナンシーセキ チョ タケダサテツ]
編集

内容説明

2002年、39歳で急逝した消しゴム版画家・ナンシー関。その言葉は古びることなく、今なおテレビの中に漂う違和感に答え続けてくれる。彼女の大ファンで、日常の違和感を小気味よい筆致であぶり出す武田砂鉄氏が「小耳にはさもう」から選び抜いたベスト・オブ・ベスト!

目次

田村正和
武田鉄矢
片岡鶴太郎
長嶋一茂
斉藤由貴
前田忠明

中山秀征
楠田枝里子
山瀬まみ〔ほか〕

著者等紹介

ナンシー関[ナンシーセキ]
1962年青森県生まれ。消しゴム版画家、コラムニスト。消しゴムで彫ったハンコ「丁稚シリーズ十連作」がえのきどいちろう氏の目に留まり、消しゴム版画家としてデビュー。執筆、対談等でも大いに才能を発揮する。2002年逝去

武田砂鉄[タケダサテツ]
1982年東京都生まれ。ライター。大学卒業後、出版社勤務を経て、2014年秋よりフリーに。多くの雑誌、ウェブ媒体に寄稿。インタビューや書籍構成なども手がける。2015年に著した『紋切型社会―言葉で固まる現代を解きほぐす』で、第25回Bunkamuraドゥマゴ文学賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

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nemuro

62
2002年、39歳で急逝した消しゴム版画家でコラムニストのナンシー関。なんとなく名前を知ってはいるものの、彼女が活躍していた当時に、しっかりと活字で読んだりじっくりとテレビで観たり、といった記憶はない。編者で解説の武田砂鉄氏が「1993年~2002年まで『週刊朝日』に連載された450本ほどのコラムから77本を厳選」とのこと。時折、毒舌・辛口を売りにするようなタレントも見かけるが、レベルが違う。観察眼に優れ、忖度とか媚びるということとは無縁。実に小気味いい。かつて彼女に評された人々の今を思うとまた感慨深い。2020/10/23

山田太郎

53
中山秀征が嫌いなのは、間違いなくナンシーさんの影響で、ヒロミが昔面白くないんだよ、お前とデスった気がするけど違ったか。消しゴム版画のすごさというかナンシーの前にナンシ-なし、後にももちろんナンシーなしという、中島らもとナンシー関の不在はいかんともしがたい。坂上忍とか林先生とかいじってほしかったなと。2018/09/21

もりくに

35
ナンシー関さんの450本ほどの「小耳にはさもう」から、武田砂鉄さんが厳選した77本。当然、解説も武田さんが書いているので、とても面白い。解説がナンシー関を語りながら、現在のテレビ・芸能人について語っている優れたレポートになっている。彼は控えめにナンシー関の「改ざん」を止めたいと。例えば、「なまぬるい」バラエティー番組の状況が生んだスターと評された中山秀征が「ゆるい」バラエティー番組を作った男と言われたとする改竄。「なまぬるい」と「ゆるい」は決定的に違うと。武田さんの批評性は、「ナンシー関二世」と言える。2018/09/05

Shimaneko

32
没後16年経った今でも折に触れ、彼女なら何てコメントしてたかと思ってしまう唯一無二の存在だけに、名言だらけの1冊。広末の「希望小売価格をかたくなに言い張っているような感じ」(p.302) とか、田村亮子の「もちろん当人に”私は十連覇の偉業を達成しました”と言う権利はある。でも持ってる権利をすべて行使することもないだろう、とも思う」(p.216) とか。編者・武田砂鉄のスパイシーな解説も◎で、当時以上に「なまぬるバラエティー」だらけの昨今、「大切な公文書」の改ざんは断じて許すまじと強く共感。2018/12/07

ぴかりん

32
やっぱり面白いね、ナンシー関。安藤和津なんてもう知らない人も多いだろうし、亡くなった方も多いけど。でも、今読んでも面白い。テレビがつまらなくなって久しいけれど、もし、生きていたらテレビのコラム書いていたかな?YouTubeなんかのコラムを書いてたかも?なんてことを思い、ナンシー関を偲んだ読書でした。2018/12/07

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