朝日文庫<br> 西部戦線全史―死闘!ヒトラーvs.英米仏1919~1945 (新版)

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朝日文庫
西部戦線全史―死闘!ヒトラーvs.英米仏1919~1945 (新版)

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  • サイズ 文庫判/ページ数 640p/高さ 15cm
  • 商品コード 9784022619204
  • NDC分類 209.74
  • Cコード C0195

出版社内容情報

1939年9月1日ヒトラーのポーランド侵攻によって勃発した第二次世界大戦。英米仏連合軍との闘い、そして終戦までの26年間の軌跡を、ヨーロッパが戦場になった「西部戦線」を中心に、100点の戦況地図と共に徹底的に解説する。

内容説明

1939年9月1日ヒトラーのポーランド侵攻によって始まった第2次世界大戦。目まぐるしく変わる各国情勢から、独と英米仏連合軍との死闘、そして終戦に至るまでの軌跡を、ヨーロッパが戦場になった「西部戦線」を中心に、100点の地図と共に徹底的に解説する。

目次

第1章 戦間期のドイツと米英仏三国(一九一九年一月~一九三九年八月)
第2章 第二次世界大戦の勃発(一九三九年九月~一九四〇年四月)
第3章 パリ陥落・蹂躙されたフランス(一九四〇年五月~一九四〇年六月)
第4章 英国本土決戦(バトル・オブ・ブリテン)(一九四〇年七月~一九四〇年十二月)
第5章 アメリカ参戦と欧州大反攻の準備(一九三九年七月~一九四四年五月)
第6章 ノルマンディー上陸とパリ解放(一九四四年六月~一九四四年八月)
第7章 米英の確執と「遠すぎた橋」(一九四四年九月~一九四四年十一月)
第8章 最後の決戦「バルジの戦い」(一九四四年十二月~一九四五年一月)
第9章 ライン河渡河とドイツの崩壊(一九四五年一月~一九四五年五月)

著者等紹介

山崎雅弘[ヤマザキマサヒロ]
1967年大阪生まれ。戦史・紛争史研究家。軍事面だけでなく、政治や民族、文化、宗教など、様々な角度から過去の戦争や紛争に光を当て、俯瞰的に分析・概説する記事を、1999年より雑誌「歴史群像」で連載中。また、同様の手法で現代日本の政治問題を分析する原稿を、東京新聞、神奈川新聞などの媒体に寄稿(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

モトラッド

26
★★★☆ 不謹慎ではありますが、欧州の第二次世界大戦史には、とても興味があり、今までも、いくつかの文献を紐解いていました。この本は、書店で偶然見つけましたが、掘り出し物でした。文庫本で頁数はありますが、全体を俯瞰していながら、各論もとても詳しく、良くまとまっていると思いました。特に、なぜ第二次大戦は起きたのか、という根っこの部分が、非常に分かり易く書かれています。ダンケルクの奇跡についても、諸説を取り上げており納得できました。後半、説明が駆け足になったのは残念ですが、増補新板を執筆した筆者に感謝致します。2018/02/23

スー

23
43第一次世界大戦終結からヒトラーの自殺ドイツの降伏までを英米仏との戦いを中心にヨーロッパの戦いを理解しやすく読める本です。今まで第一次世界大戦終結後のドイツに過酷な条約を押し付けたのは英米仏共通の意志だと思っていたけど実際はドイツをどう残すかでもめていた。フランスのド・ゴールは占領期と戦後の統治をめぐって主導権争いをしていた。チャーチルはド・ゴールを警戒していた。ベルリンをめぐる軍人アイゼンハワーの決断は大きな禍根を残しチャーチルを激怒させていた。英雄の誕生の影に多くの死があった一将功成りて万骨枯る2020/03/29

かろりめいと

4
西部戦線の詳細を知らなかったので読んでみました。よく分かりました。次は独ソ戦を読んでみよう。ラインラント進駐までのどこかで、ヒトラーがつまづいていればなーと思えて残念です。このドイツ快進撃の状況の中、1940年のアメリカ大統領選挙でFDR以外の人が当選していたら、アメリカは孤立主義を維持していただろうか?そしたら日本は?と、いろいろ考えました。2018/12/22

akiakki

1
純粋に西部戦線の戦史だけを知りたい人にお勧め。北アフリカ戦史はページの都合、ユダヤ人関係は趣旨に合わないからとカットする潔さです。

zero

1
ボリュームに比例した中身は非常に濃い。ほんと最初から最後までという感じ。最初のほうの強気の独に対する弱気の英仏。戦争回避のための融和政策だったのだろうが、現代の某半島情勢と重なってしまうのが嫌な感じ。2018/03/24

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