出版社内容情報
大河ドラマ「西郷どん」をより楽しみ、西郷隆盛を知るには必携の書が待望の復刊。明治維新の原動力となった島津藩で、内外に信望の厚かった西郷隆盛、西郷を疎んじる藩主・島津久光、竹馬の友からのちに袂をわかつ大久保利通。3人の個性と人間像を浮き彫りにした史伝的小説。
内容説明
明治維新の原動力となった島津藩で、内外の信望が厚く革命に邁進した西郷隆盛、西郷と竹馬の友でありながら、最後には袂をわかつ大久保利通、保守と統制主義の筆頭で西郷を疎んじた島津久光。三者三様の個性と人間像を浮き彫りにし西郷が駆け抜けた維新を描く史伝的小説。
著者等紹介
海音寺潮五郎[カイオンジチョウゴロウ]
1901年鹿児島県生まれ。作家。國學院大學卒業後、作家生活に入る。36年に「天正女合戦」「武道伝来記」で第3回直木賞受賞。以後、多くの歴史小説を発表。歴史文学作家として人気を博す。73年文化功労者。77年日本芸術院賞受賞。77年12月逝去(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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