朝日文庫<br> 西郷と大久保と久光

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朝日文庫
西郷と大久保と久光

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  • サイズ 文庫判/ページ数 266p/高さ 15cm
  • 商品コード 9784022619174
  • NDC分類 281
  • Cコード C0195

出版社内容情報

大河ドラマ「西郷どん」をより楽しみ、西郷隆盛を知るには必携の書が待望の復刊。明治維新の原動力となった島津藩で、内外に信望の厚かった西郷隆盛、西郷を疎んじる藩主・島津久光、竹馬の友からのちに袂をわかつ大久保利通。3人の個性と人間像を浮き彫りにした史伝的小説。

内容説明

明治維新の原動力となった島津藩で、内外の信望が厚く革命に邁進した西郷隆盛、西郷と竹馬の友でありながら、最後には袂をわかつ大久保利通、保守と統制主義の筆頭で西郷を疎んじた島津久光。三者三様の個性と人間像を浮き彫りにし西郷が駆け抜けた維新を描く史伝的小説。

著者等紹介

海音寺潮五郎[カイオンジチョウゴロウ]
1901年鹿児島県生まれ。作家。國學院大學卒業後、作家生活に入る。36年に「天正女合戦」「武道伝来記」で第3回直木賞受賞。以後、多くの歴史小説を発表。歴史文学作家として人気を博す。73年文化功労者。77年日本芸術院賞受賞。77年12月逝去(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

ドットジェピー

8
2018年の大河ドラマの予習に2017/12/18

だまし売りNo

3
西郷隆盛と言えば敬天愛人の哲学者イメージがあるが、本書は好き嫌いが激しかったと指摘する。むしろ厳格に見える大久保の方が清濁併せ呑んで人を使うことができたとする。西郷は久光に疎まれたが、それは西郷が久光を嫌っていたことの反射であり、原因は西郷の側にもあった。聖人君子の西郷よりも人間臭い。2018/02/13

fukufuku

2
西郷どんの放送を機に再刊。 西郷大好き海音寺潮五郎の、タイトル通りの読み物。 絶筆となっているのが残念すぎるが、途中まででも読んでいて興味がつきない。2021/12/09

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