出版社内容情報
「イスラム国」問題を契機として、中東は大きなターニングポイントを迎えている。欧米・日本メディアが報道しないシリアの"真実"とは何か? シリア問題の変遷、宗教対立、アラブ諸国の戦略など、激動の最新情勢を元在シリア大使が解説!
内容説明
「イスラム国」問題を契機として、中東はターニングポイントを迎えている。欧米・日本メディアが決して報道しない、シリアの「真実」とは何か。混迷を深めるシリア問題の変遷、シーア派・スンニ派の宗教対立、アラブ諸国の戦略など、激動の最新情勢を、元在シリア大使が解説!
目次
第1章 シリア情勢、混沌のはじまり(2010年代、アラブ世界に起きた地殻変動;民衆蜂起第1幕―シリア全土に広がる抵抗のデモ ほか)
第2章 「イスラム国」の台頭、未曾有のシリア危機(民衆蜂起第4幕―反転攻勢に出る政府;「イスラム国」の台頭と退潮)
第3章 反体制派、それぞれの思惑(シリア国民連合―欧米諸国が認めたシリア国民を代表する団体;自由シリア軍―欧米諸国の支援と期待を背負うのだが… ほか)
第4章 宗教・宗派対立の真実(スンニー派とシーア派;スンニー派シリア人―割を食わされた人々 ほか)
第5章 アラブ世界をめぐる関係諸国の戦略(ロシア―シリア政府を支援する大国;イラン―シーア派としてではなく、実利で動く仲 ほか)
著者等紹介
国枝昌樹[クニエダマサキ]
1946年神奈川県生まれ。1970年、一橋大学経済学部卒業後、外務省入省。1978年在エジプト日本国大使館一等書記官、1989年在イラク日本国大使館参事官、1991年在ヨルダン日本国大使館参事官、ジュネーブ軍縮会議日本政府代表部公使。在ベルギー日本国大使館公使、在ベトナム・ホーチミン市総領事を経て、2002年在カメルーン特命全権大使に就任(チャド特命全権大使兼中央アフリカ共和国特命全権大使を併任)。2006年在シリア特命全権大使に就任、2010年退官(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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