出版社内容情報
【産業/交通通信業】マニアも知らないディープな知識を紹介!「私鉄」と「民鉄」、「線路」と「路線」、「運賃」と「料金」、「停車場」と「駅」の意味はそれぞれどう違う? 線路のない駅は日本にいくつある? etc. この一冊であなたも鉄道ハカセ!
内容説明
「私鉄」と「民鉄」、「線路」と「路線」、「運賃」と「料金」、「停車場」と「駅」の意味はそれぞれどう違う?「新幹線」は路線それとも電車を指す?―日常で使っている鉄道用語を突き詰めていけば、その不思議さと奥深さを存分に堪能できる。初心者からファンまで楽しめる一冊。
目次
第1章 よく見聞きする基本用語(鉄道;線路と軌道 ほか)
第2章 組織に関する用語(JR;国鉄 ほか)
第3章 車両に関する用語(車両;旅客車と貨物車 ほか)
第4章 線路や施設に関する用語(本線;専用鉄道と専用線 ほか)
第5章 マスコミでよく取り上げられる用語(系と形;番台、番代、代 ほか)
著者等紹介
梅原淳[ウメハラジュン]
1965年東京都生まれ。鉄道ジャーナリスト。大学卒業後、三井銀行(現・三井住友銀行)に入行。その後「鉄道ファン」編集者などを経て、フリーの鉄道ジャーナリストとなる。メディアへの寄稿、コメント多数(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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おいしゃん
68
我こそは鉄道博士!という人に、ぜひ読んでもらいたい。鉄道の知識は、プライベートでも仕事上でも詰め込んだので自信はあるのだが、いざ読んでみると新発見ばかり。「旅客」とは車両の扉を入った瞬間から該当するので、ホームから線路に飛び降りた人はあくまで「公衆」扱いになる、など。筆者の、ことあるごとに国土交通省に赴き、裏を取る姿勢も良かった。2016/04/20
もりけい
6
言葉的には「鉄道」は鉄の道だが、我々は列車や運行システムを含めた概念としてこの言葉を使っている。鉄道にまつわる言葉の意味を切り口に鉄道に詳しくなれる少し国語的な本。2015/11/01