出版社内容情報
時差のない外国、韓国は日本との共通点が多く、外国にいる感が薄い。韓流ブームのその後、韓国中華、韓国人の飲みっぷり、安宿物語、外国人の受け入れ様、世代の違い……ソウルを中心に韓国社会の昔と今、表と裏を見つめる旅。
内容説明
時差のない外国、韓国。日本との共通点は多いが、言葉でいちばん苦労する国でもある。ハングルメニューの注文のコツを覚え、なぜ韓国人はそこまで飲むのかと呟き、Kポップの世界に一歩踏み込んでみる。解けない謎が山のようにあるソウルの昔と今、表と裏を温かく見つめる。
目次
第1章 韓国料理―明洞を避けた僕が出合うハングルメニューの海
第2章 酒―どうしてそこまで飲むのか…という呟きの日々
第3章 Kポップ―韓流ブームが流れついた地雷を踏んだ女性たち
第4章 韓国中華―チャジャンミョンからたくあんへの道のり
第5章 北岳山―かつてソウルを守った城壁道を歩いて脱腸になる
第6章 安山と明洞―国際都市も繁華街も中国に染まってしまう
第7章 温泉マーク宿―日本が残した温泉マークに僕はお世話になっています
第8章 在住者がすすめる週末ソウル
著者等紹介
下川裕治[シモカワユウジ]
1954年長野県生まれ。慶應義塾大学を卒業後、新聞社勤務を経て独立。90年、『12万円で世界を歩く』でデビュー。以後、おもにアジア、沖縄をフィールドに、バックパッカースタイルでの旅を書き続けている
阿部稔哉[アベトシヤ]
1965年岩手県生まれ。フォトグラファー。東京綜合写真専門学校卒業後、「週刊朝日」嘱託カメラマンを経てフリーに(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。