内容説明
スリランカは紀元前5世紀の建国以降、今日に至るまで連綿と続く由緒ある国であり、その歴史は仏教に彩られている。スリランカから発した上座部(小乗)仏教はタイやミャンマーなど東南アジア大陸部に伝わり、現在もなお篤く信仰されている。ともすれば、大国インドの影に隠されがちで、日本ではあまりなじみのないスリランカを仏教史という視点から、古寺、遺跡を巡礼しながら紹介する。
目次
第1章 インド・スリランカと東南アジア
第2章 スリランカの建国神話と仏教小史
第3章 讃仏と巡礼の旅
第4章 ディープな旅をするために
第5章 上座部仏教からみた比較宗教論
第6章 シンハラ語の基礎の基礎
著者等紹介
竹内雅夫[タケウチマサオ]
1946年、東京生まれ。明治大学卒業、電気通信大学中退。神奈川県、埼玉県の公立学校勤務。2007年3月定年退職(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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