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朝日文庫
ヒロシマはどう記録されたか〈下〉昭和二十年八月七日以後

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  • サイズ 文庫判/ページ数 367p/高さ 15cm
  • 商品コード 9784022618016
  • NDC分類 369.37
  • Cコード C0121

出版社内容情報

【歴史地理/日本歴史】1945年8月6日のヒロシマをとらえたわずか5枚の歴史的な写真は、いかにして撮られたか。原爆の一閃により、全てがとまった広島で、爆心地をめざした者たちがいた。核と人間の姿に迫る唯一無二のドキュメント。文庫化にあたり大幅加筆修正。解説・竹西寛子

内容説明

8月7日、地獄のような街から逃げる人々とは逆に、危険を顧みず市中へ取材に入った者たちがいた。社屋が崩壊し、新聞が発行できないなか、記者たちは街角でニュースを叫んだ。文庫化に際し、福島第一原発事故に関連した「未来への伝言」を増補。

目次

第8章 原子砂漠の朝
第9章 子どもたちの被爆
第10章 アメリカ兵捕虜の被爆
第11章 特殊爆弾の正体を解明せよ
第12章 新聞再開への苦闘
第13章 「廣島特報」から「ヒロシマ新聞」へ
終章 未来への伝言

著者等紹介

小河原正己[オガハラマサミ]
1940年山梨県生まれ。テレビプロデューサー。64年NHK入局。教育、教養、ドキュメンタリー番組の制作に携わる。97年NHK出版に転籍。2004年よりフリー・プロデューサーとして、「日めくり万葉集」など制作(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

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感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

korrya19

9
下巻では原爆が投下された翌日から、新聞、ラジオに関わる人、そして報道の再開がどのようになされ、それが人々にとってどんな意味があったかを中心に語られる。 自身も被爆者である元ヒロシマ原爆資料館の館長と、軍の命令とはいえ、原爆を投下したB29のチベッツ機長との対話にはなんとも唸らされた。2015/01/28

sasha

3
原爆投下から25年後、中国新聞社が「あの日」に発行できなかった新聞を作っていたなんて知らなかった。年々、被爆体験を語れる人たちは少なくなっている。近い将来、あの戦争も原爆投下も知らない世代ばかりになるだろう。伝えるメディア側も同じだ。それでも、伝え続け、受け止め続けることが大切なのではないかと思うわ。2017/06/04

micari

2
82.再読2018/09/25

かど

0
現地で暮らしてみると、この本に書かれている地名と実際の風景が結ばれる。自分の身近でこんな歴史があったことに再度感じ入った1冊。2014/08/17

micari

0
〈54〉2014/08/09

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