内容説明
人生を変えた文豪・川端康成との出会いと交流。パリでの結婚生活と離婚。望郷の思いから断念したハリウッド・デビュー。一人娘の独立。母との別離…。娘、妻、母として、そして女優、作家、ジャーナリストとして抱えてきた思い、自らの生き様を活写する、自伝エッセイ。
目次
第1部 私を女優にした眼
第2部 母と娘、それぞれの孤独
第3部 ドジな女の大騒動
第4部 「干渉の義務」
第5部 なつかしい人たち
第6部 「あの女、メトロのにおいがする」
第7部 時代をわたる風
第8部 大義と正義の罪
著者等紹介
岸惠子[キシケイコ]
横浜市出身。女優、作家。「我が家は楽し」で映画デビュー。1957年、医師であり映画監督イヴ・シァンピと結婚。ジャーナリスト、作家として活躍の幅を広げる。83年『巴里の空はあかね雲』で日本文芸大賞エッセイ賞、94年『ベラルーシの林檎』で日本エッセイスト・クラブ賞を受賞。2011年フランス共和国政府より芸術文化勲章コマンドールを受勲(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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