内容説明
諏訪中央病院名誉院長の鎌田医師による、がんに負けないためのがん対策本。病気にならないための体づくり、がんになった時の免疫療法、食事療法、悩める乳がん患者との心の往復書簡、ほどほどの治療を実践するがん患者の樹木希林との対談など、充実の1冊。
目次
がんを生き抜く、負けない方法―鳥越俊太郎さんと三四歳の青年の場合
がんの三大治療以外の治療法にもできるだけ、科学的にこだわってみます
「がんばらない」そんなことができるのでしょうか―往復書簡1
信用できる抗がんサプリメントとは
死もまた私の命の一部だと思っています―往復書簡2
少しだけ立ち止まって、また明日から走り始めましょう―往復書簡3
がん抑制遺伝子を動かす方法(遺伝子学者・村上和雄に聞く)対談
病状がいっきに進行しました。痛みをかかえています―往復書簡4
私の後に悲しみだけが残らないように願っています―往復書簡5
なぜ秋田・玉川温泉に全国から、がん患者が集まるのか〔ほか〕
著者等紹介
鎌田實[カマタミノル]
1948年東京都生まれ。医師、作家。現在、諏訪中央病院名誉院長。東京医科歯科大学医学部卒業。医師として地域医療に携わり、チェルノブイリ、イラク、東日本大震災の被災地支援に取り組む。2004年、永井隆平和記念・長崎賞、11年日本放送協会放送文化賞受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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