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朝日文庫
共生経済が始まる―人間復興の社会を求めて

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  • サイズ 文庫判/ページ数 302p/高さ 15cm
  • 商品コード 9784022616944
  • NDC分類 332.107
  • Cコード C0195

内容説明

Foods(食糧)・Energy(エネルギー)・Care(介護・ケア)という基本的生存権を守ることこそが、社会の最大の使命である―市場原理主義に警鐘を鳴らし続けてきた著者が、未曾有の大震災に直面した日本人が進むべき社会の指針と、再生への道筋を示す、経済コラム集大成。

目次

第1部 序にかえて(「新しいアメリカ」にどう向き合うのか;米「医療改革」に二つの歴史的意味;「ホープレス社会」でいいのか;「条件反射型社会」の実相;日本経団連『希望の国、日本』を問う;世界経済危機―脆い「日本の防波堤」;「市場原理至上主義」を超えて)
第2部 「共生経済」宣言(「市場万能主義」がもたらしたもの;菜の花が世界を救う;「浪費なき成長」に向けて;「日本型自営業」の可能性;地域からの挑戦;『マネー』が国を滅ぼす;「共生経済」への道)
第3部 競争至上主義を超えて(労働・格差・ワーキングプア;市場原理・構造改革;神戸・地方・市民)

著者等紹介

内橋克人[ウチハシカツト]
1932年兵庫県神戸市生まれ。新聞記者を経て、経済評論家。90年代から一貫して市場原理主義、新自由主義的改革に対して警鐘を鳴らし続けてきた。2006年に第16回宮沢賢治・イーハトーブ賞、2009年に第60回NHK放送文化賞を受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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