• ポイントキャンペーン

朝日文庫
小津安二郎美食三昧 関東編

  • ただいまウェブストアではご注文を受け付けておりません。
  • サイズ 文庫判/ページ数 235p/高さ 15cm
  • 商品コード 9784022616876
  • NDC分類 673.9
  • Cコード C0195

内容説明

生涯独身、食事はほぼ外食だった小津安二郎。鰻、天麩羅、鳥料理、蕎麦が好物で、お気に入りの店は手帖や日記に書きとめていた。時にはスタッフを大勢連れて、時には女優を招待して、時に一人でしんみりと。半世紀前の東京・横浜・鎌倉で、小津が食事をした店を数年かけて食べ歩いたエッセイ。

目次

関東の美食処(竹葉亭銀座店(鯛茶漬、鰻)
関口フランスパン(パン、サンドイッチ)
鳥安(合鴨のすき焼)
蓬菜屋(とんかつ)
新宿中村屋(カレーライス) ほか)
関東の土産処(空也(もなか、空也餅)
笹巻けぬきすし総本店(持ち帰り寿司)
泉屋東京店(クッキー)
ハマヤ(富貴豆)
鮒佐(佃煮) ほか)

著者等紹介

貴田庄[キダショウ]
1947年青森県生まれ。早稲田大学大学院博士課程修了、パリ装飾美術書物中央校修了。映画評論家(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

この商品が入っている本棚

1 ~ 1件/全1件

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

ナウラガー_2012

2
トリオ(バニラ・モカ・チョコレート)・シュークリームも名物2022/12/18

ナウラガー_2012

1
広重の浮世絵にもある藤の名所。入口から100mくらいの所にある船橋屋(創業1805。昔船橋は小麦の産地だったため、吉野葛とかの本葛を使わない小麦粉の澱粉を地下水で15カ月発酵させたものを使う)の”くず餅”も名物/【溜池・福槌(ちまき寿司)】かつて赤坂見附にあった「有職」という上方寿司の名店で働いていた職人達が復活させた。有職時代からの名物、五種類(鯛・鱒・鰺・海老・玉子)のちまき寿司や穴子の押し寿司は今も名物/【神田神保町・柏水堂(洋菓子)】マロングラッセやマドレーヌで有名2022/12/18

ナウラガー_2012

1
(くず餅)】亀戸天神社:菅原道眞公を奉祀する亀戸天神社は一般には広く「亀戸の天神さま」「亀戸天満宮」と親しまれ、古くは本社の九州太宰府天満宮に対して東の宰府として「東宰府天満宮」、あるいは「亀戸宰府天満宮」と称されて来た。明治6年に東京府社となってより亀戸神社と号し、昭和11年に現在の亀戸天神社と正称した。1・2月の受験シーズンの土日は、道真の加護を求めて絵馬を奉納する受験生で境内が溢れる。また、4月25日から5月5日まで境内の藤が一斉に 開花し、藤まつりが開催され、江戸時代から”亀戸の藤”と呼ばれ2022/12/18

ナウラガー_2012

1
甘みのある豆。人形町小網町には小津の愛した鰻屋「喜代川」もある/【浅草橋・鮒佐(佃煮)】創業は1862で初代佐吉のモットー「家業に誠実たれ」を守り職人に頼ることなく、主人自らが釜の前に立ち一子相伝の製法にて薪きを使用して作っている。甘みがなくしょっぱい、江戸っ子の佃煮という感じが鮒佐の特徴/【日本橋・長門(ナガト)】長門の始祖は「将軍家徳川吉宗公の代」江戸神田通新石町『須田町際』に菓子商「松岡長門」を営んでいた。以来約三百年の永きにわたり、保存料、防腐剤を一切使用しないため日持ちがしない/【亀戸・船橋屋2022/12/18

ナウラガー_2012

1
ボタン部門にかつて勤めていたため/【横浜・安楽園(北京料理)】小津が横浜で一番通った店で創業は1903。シウマイが有名/【銀座・空也(もなか、空也餅)】空也餅は11月と1月下旬から2月中旬までまでの、桜餅は2、3月のみの期間限定販売商品/【神田・笹巻けぬきすし総本店】江戸前寿司の原型とも。戦国の頃、戦陣に飯を笹の葉で包み兵糧にした。毛抜きにて魚の骨を抜き寿司を作ったので”毛抜鮨”と言った/【人形町・ハマヤ(富貴豆)】富貴豆とは年の瀬にスーパーなどにも並ぶ品で、皮をむいた空豆を砂糖で煮て作る黄金色をした2022/12/18

外部のウェブサイトに移動します

よろしければ下記URLをクリックしてください。

https://bookmeter.com/books/2890589
  • ご注意事項

最近チェックした商品