内容説明
年齢を重ねるにつれ、体調不良、心の不調など、様々な問題は出てくるもの。そんな“ままならなくなってくる自分”をそのまま受け止めて、ぬるーく過ごす。無理も我慢もしない。面倒になったらやらない。自分を甘やかしてかわいがる。とかく無理しがちな現代人必読の“がんばらなくてもいい”と思える25篇。
目次
すべて中高年仕様
きまじめは辛そうだ
体重測定ダイエット
小太りのおやじ
精神の健康
当たり前を受けとめる
飲む、吸う、塗る
体のスイッチ
少し希望がみえてきた
必ず出口はある〔ほか〕
著者等紹介
群ようこ[ムレヨウコ]
1954年東京都生まれ。作家。日本大学芸術学部卒。本の雑誌社入社後、84年『午前零時の玄米パン』でデビュー(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
初雪ハロー
143
一気に読了しました✌️2019/01/24
扉のこちら側
111
2018年331冊め。漢方についてのエッセイと聞いていたが、それについてはさほどページは割かれていない。更年期障害についてがほとんど。ついつい若いままの気分でいてしまうが、身体は年を取っていくのだと気づかないといけない。特に印象的なのは著者を姉と呼んで慕っていた鷺沢萠氏が亡くなった時のエピソード。2018/07/16
ゆのん
88
老いや健康に関するエッセイ。ある朝、鏡を見て『えっ?誰??』と思わず呟いてしまう・・おばさんでは無くおじさんになっている事実に愕然とする・・。不老不死とまでは言わないまでもいつまでも若く健康で居たいのは皆共通の願いだろう。他人事ではないのに群さんの文章が面白く爆笑しながら読んだ。読了後に『ふっ』と溜息とも失笑ともつかないものが漏れてしまった。いつまでも若く健康であるために私も努力しないとかぁと1人呟いてしまった。2018/06/18
もりやまたけよし
85
更年期になったらやってくるいろんなあるあるネタのエッセイでした。「気」の体験とか、「除霊」体験など興味深いものも混ぜ混ぜしてありました。それにしても、老眼で読みたい本が読めなくなるくだり、ショックでした。年取ると本が読めなくなるなんて、残酷すぎます。2017/05/16
mariya926
68
新着図書での紹介で、私のぬるさも許してもらえるような気がして読みましたが、思っていた内容とちょっと違いました。「かもめ食堂」の作家さんですが2006年の時点で50歳なんですね。内容のほとんどが更年期障害と老いについて語られていたので、つい母を思い浮かべながら読みましたが、母の更年期時代の方が若さを感じれました。歳をとるとこうなるんだなということが実感させられる内容でした。今から運動を続けて若さを維持しないとですね。2017/01/23
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