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朝日文庫
ヒルズ黙示録―検証・ライブドア

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  • サイズ 文庫判/ページ数 436p/高さ 15cm
  • 商品コード 9784022615930
  • NDC分類 007.3
  • Cコード C0136

内容説明

日本中をクギづけにした敵対的買収劇から一転して衝撃的な経済事件へ。ライブドア、村上ファンド、そして楽天。六本木ヒルズを舞台にした時代の寵児たちの栄光と挫折を生々しく描き切ったノンフィクションを文庫化。裁判で判明したことを大幅に加筆し、事件の全貌がついに明らかになる。

目次

第1章 驕る帝国
第2章 パンドラの箱
第3章 仕掛人
第4章 電撃戦
第5章 カツアゲ
第6章 三重奏
第7章 IT許永中
終章 突破者
それから―文庫版あとがき

著者等紹介

大鹿靖明[オオシカヤスアキ]
1965年、東京都生まれ。88年、朝日新聞社入社。経済部を経て2002年よりアエラ編集部記者(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

遥かなる想い

98
ライブドア事件を扱った作品である。 この時代の堀江貴文をはじめとしたライブドア周辺の動きが蘇り、面白い。 ライブドア事件とは一体何だったのか? 堀江帝国の膨張と増長、そして変節と破滅。 同時代に名を馳せた 村上世彰、北尾吉孝などの名前も懐かしい。メディアへの買収戦の 裏で何が行われていたのか。最先端の闘いの 舞台裏が今に蘇る…そんな作品だった。2022/11/05

緋莢

18
今の若い人って、ホリエモンこと堀江貴文にどういうイメージを持っているのだろうか。ロケットの人?ワイドショーでコメンテーター(ひろゆきと同じタイプ。ホリエモンは ひろゆきと不仲のようですが)をしてる人?そんなことを考えたのが、ここで書かれている、いわゆるライブドア騒動が、約20年前だったため(その騒動の時、自分は既に成人していたので軽く眩暈が)第1章「驕る帝国」の中で、<本業にはまるで身が入らず、SFマンガのような 宇宙飛行計画に熱中する堀江>というのがあり(続く2023/08/11

月をみるもの

8
結局のところ、テレビ局や新聞はゆるゆると、しかし着実に滅びへの道を歩んでいるのだなあ。。 本業以外の部門に稼ぎを依存している現在のフジテレビの状況が、当時のライブドアに重なる。。 https://biz-journal.jp/2017/12/post_21616.html2018/10/14

のりひろ

2
主にライブドアとフジテレビの敵対的買収劇について語られている。本書を手にとるきっかけとなったのは、第7章にライブドアの経済事件でどのように不透明な取引・お金の流れが発生したかを記されていたから。この箇所については難解で正確に理解するためには再読する必要がありそう。その他の箇所については興味深く読み進めることができて、1つ1つの記述に迫力があった。 ところで、本書の続編であるとおもわれる「ヒルズ黙示録・最終章 (朝日新書)」は、Amazonでは入手できなそうだ。一体どうすればよいのだろうか。2012/09/18

りんこ

2
ライブドア事件ってああ、こういうことだったのかと、よく理解できました。非常に勉強になる一冊でした。2011/10/12

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