朝日文庫
スポーツ解体新書

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  • サイズ 文庫判/ページ数 306p/高さ 15cm
  • 商品コード 9784022615206
  • NDC分類 780.4
  • Cコード C0195

内容説明

明治時代に初めて欧米のスポーツに触れた日本では、スポーツ本来の持つ意味はいまだ根付いたとは言えない。そこで、スポーツライターの第一人者が、日本における130年の歴史を振り返り、世界で活躍する日本人選手や五輪等、スポーツを通した日本人とスポーツの未来を提示。

目次

第1章 スポーツの現在と未来
第2章 日本人と体育
第3章 日本人とスポーツ・ナショナリズム
第4章 日本人とアマチュアリズム
第5章 日本人と企業スポーツ
第6章 日本人とプロ・スポーツ
第7章 日本人とメジャーリーグ
第8章 日本人と世界のスポーツ
第9章 日本人とスポーツ芸術
第10章
日本人とスポーツ・ジャーナリズム
第11章 スポーツと日本の未来

著者等紹介

玉木正之[タマキマサユキ]
1952年京都市生まれ。東京大学教養学部中退。大学在学中から新聞、雑誌への執筆活動を開始。大学中退後は、雑誌編集者等を経てフリーに。スポーツライター、音楽評論家、小説家、放送作家として、新聞、雑誌への執筆をはじめ、TV、ラジオ番組への出演、講演活動など幅広い活動を行っている(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

水無月十六(ニール・フィレル)

4
スポーツは体育ではない。海外のスポーツについての考え方と、日本との違いを中心に、これから日本がスポーツにどう向き合っていくべきか書かれた本。身体表現としてのスポーツと、精神表現としての芸術は切り離して良いものかという指摘は興味深かった。少し古い本なので、現在の状況と合わない指摘もあるが、続編が出ているようなのでそちらを読みたい。スポーツについてもっと楽しめるようになりそうな豆知識もある。2016/07/14

SA

2
卒論でお世話になった本。『(日本の)スポーツの教養』を社会学的な観点から見るには最適の本だと思う。2012/11/11

shigoro

2
世界と比べると、ちょっと独特な体系になってしまってるのかもね。学校での非常に厳しい部活は海外ではありえない。そして日本では学校の部活を卒業すると、企業プロスポーツか、もしくは止めるかになってしまう。海外では子供から大人まで、運動を楽しめる施設を地域密着型でつくり、そのなかでプロが育っていく。不況になる前なら日本型でもよかったが、現在はちょっと歪な形になってしまっているかな。 2011/12/20

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