朝日文庫
医療事故―なぜ起こるのか、どうすれば防げるのか

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  • サイズ 文庫判/ページ数 277,/高さ 15cm
  • 商品コード 9784022614612
  • NDC分類 498.12
  • Cコード C0147

内容説明

増え続ける医療事故を、現場の人間だけでなく組織全体のミスとしてとらえ、豊富な実例紹介をもとにその対策法を説く。2002年に病没した著者、山内隆久氏の遺稿(「朝日新聞」朝刊連載)も追記し、医療側と患者側双方から考えた対策を提案する。

目次

第1部 医療事故を理解するために(医療事故研究元年;医療事故の現状;裁判でできること、できないこと)
第2部 医療事故の原因を探る(医療事故はなぜ起こるのか;医療事故を招く組織の失敗)
第3部 医療事故を繰り返さないために(事故防止、個から組織へ;期待される事故調査;信頼・納得できる医療の条件;患者にも医療者にもほしいサポートシステム;医療に安全文化を)

著者等紹介

山内桂子[ヤマウチケイコ]
1977年九州大学教育学部卒業。2003年九州大学大学院医学系学府医療経営・管理学専攻修士課程修了。専攻は医療社会心理学。東京海上日動メディカルサービス(株)メディカルリスクマネジメント室上席研究員(医療心理学)

山内隆久[ヤマウチタカヒサ]
1981年九州大学大学院教育学研究科教育心理学専攻博士課程修了。博士(教育心理学)。専攻は臨床社会心理学。北九州市立大学文学部教授在職中の2002年に病没
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