内容説明
マリナーズに入団した２００１年にＭＶＰ、新人賞、その後もオールスター戦ファン投票第１位、ゴールドグラブ賞受賞など、全米がそのプレーに最大級の賛辞を送るＩＣＨＩＲＯ。マリナーズ番記者歴１６年の米国人記者だからこそ知り得たメジャーリーガーＩＣＨＩＲＯのインサイド・ストーリー。
目次
春季キャンプ―太平洋を越えて
メディア狂想曲
鮮烈なデビュー
新しいスターの誕生
エリア５１
背番号５１ＶＳ．背番号５１
首振り人形と子どものおもちゃ
７月のもがき
波乱万丈のシーズン
プレーオフ
ＭＶＰ
来季に向けて
著者等紹介
シャーウィン，ボブ［シャーウィン，ボブ］［Ｓｈｅｒｗｉｎ，Ｂｏｂ］
１９４９年生まれ。オハイオ州クリーヴランドで育つ。ボウリンググリーン大学卒業後、クリーヴランド近郊の新聞社に就職。その後、『マンスフィールド・ニュース・ジャーナル』『アリゾナ・デイリー・スター』『サンフランシスコ・エグザミナー』を経て、８５年に『シアトル・タイムズ』に入社。翌年からシアトル・マリナーズの番記者となり、現在に至る。９３年、米国北西部で起きたハンバーガーによる集団食中毒事件に巻き込まれた末娘の記事を書き、ピューリッツァー賞にノミネートされた。現在、ワシントン州サマミッシュに在住
清水由貴子［シミズユキコ］
１９９１年、上智大学外国語学部卒業。システム情報会社勤務を経て、翻訳活動に入る
寺尾まち子［テラオマチコ］
１９８５年、青山学院女子短期大学英文学科卒業。メーカー勤務などを経て、翻訳活動に入る
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感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
蘭奢待
22
イチロー引退を記念して昔読んだイチロー本を登録。 ＩＣＨＩＲＯの大リーグデビュー時の活躍を、これでもかと紹介する。打撃、守備、走塁、性格すべてがすばらしい。２００１年にデビューし、シアトルマリナーズを地区優勝に導き、新人王、ＭＶＰなどのきなみ成績をたたき出す。すばらしいが、打率などの数字やすばらしさだけクローズアップする文章には食傷。イチローの生い立ちや考え方、努力などについて紹介してほしかった。2019/03/24
TAKU
0
野球を見なくなって久しいが、何故か手に取ってしまった本。シアトルタイムスの記者が、イチローの大リーグ１年目をつづっている。野球がメインだからしょうがないし、イチローと特に親しい人の記録だからしょうがないけど、数字や知らない外国人選手の羅列がつらかった。もっとイチローの内面に触れる作品を期待したんだけどね。まあ、それでもイチローが偉大だという事がわかった。今はどうしているんだろうか。2013/02/06
休止中
0
ボブ・シャーウィンさんの筆好きです。 そこに描かれるイチローも好き。メジャーのＭＶＰですよ。2012/10/18
つーこ
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アメリカ人の中のメジャーリーガーという概念を覆したイチロー。果たして、そう思っているのは日本人だけなんじゃないかと思っていたけど、この本を読んでアメリカ人の中にも少なからず胸躍らせてくれた人がいたんだと安心した。2010/02/27
いちはじめ
0
外国人の目にはどううつっているのか興味があって読んだが、特に驚くようなことは書いてなかった。2004/04/16
