内容説明
オウム真理教を暴走させるきっかけとなった坂本堤弁護士一家殺害事件。犯行当時、40歳をすぎた「分別のある大人」だったはずの早川紀代秀被告と、20歳そこそこの若き「武道の達人」だった端本悟被告に、ほぼ同時に死刑判決が下る。なぜ坂本さん一家は、殺されねばならなかったのか。
目次
弟子たちの「曲解」―中村昇被告
「警察は何も気づかなかった」―早川紀代秀被告
息子の帰宅―青山吉伸被告
「超エリート」の現実感覚―富永昌宏被告
「修行者は裁判なんて気にしない」―中村昇、新実智光被告
坂本弁護士の警告―端本悟被告
親は涙で語りかけるしかない―端本悟被告
弟子が「教祖」を見限るとき―早川紀代秀被告
「殺した数だけ死刑にして」―松本智津夫、新実智光、端本悟被告
教団顧問弁護士への求刑―青山吉伸被告〔ほか〕
著者等紹介
降幡賢一[フリハタケンイチ]
1945年生まれ。69年朝日新聞社入社。東京本社社会部員などを経て、現在編集委員
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
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