内容説明
ロッキード事件をはじめとする政治批判番組の放送中止、世論調査の意図的な操作、政権主導の会長人事…“皆さまの”ＮＨＫは、ジャーナリズム精神を捨て去った政府の「広報機関」に過ぎないのか。政治に翻弄され続けた知られざるＮＨＫの歴史を検証し、公共放送の在り方を問う。
目次
第１部 ＮＨＫをかえた二つのロッキード事件（郵政の悲願・小野会長；生えぬき会長の明暗；ＮＨＫロッキード事件）
第２部 戦後の草創期からＮＨＫ王国へ（戦後草創期のＮＨＫ会長；二人のジャーナリスト会長；権力との妥協）
第３部 政治への屈伏・公共放送の崩壊（川原会長選出で自民党のＮＨＫ支配；財界主導の池田会長誕生；島会長の登場 ほか）
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