内容説明
The Best & the Brightest―ケネディが集め、ジョンソンが受け継いだ「最良にしても最も聡明な」人材だと絶賛されたエリート達が、なぜ米国を非道なベトナム戦争という泥沼に引きずり込んでしまったのか。賢者たちの愚行を、綿密な取材で克明に綴るベトナム問題の記念碑的レポート。
目次
1 ケネディとエスタブリッシュメント
2 リベラルと非リベラルのはざまで
3 凡庸にして無難の効用
4 ワシントンに参集した超エリートたち
5 賢者の愚行の発端
6 合理主義と行動の時代
7 反共主義という幻想の遺産
8 ベトナム・コミットメント
9 分岐点・ケネディの妥協
10 奈落に向かう渦巻き