内容説明
超能力、こっくりさん、占い、オカルト宗教…。超自然現象を科学的に解明してきた著者が、現代社会に蔓延する非合理の数々を考察。社会不安の原因を探りつつ、人間の主体的な生き方の礎となる価値観の確立と“科学する心”の大切さを語る。
目次
第1章 不思議現象を考える
第2章 科学する眼・科学するこころ
第3章 人はなぜ騙されるのか
第4章 社会と、どう付き合うか
第5章 宗教と科学
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
井上裕紀男
16
過去読です。子供のころから怪しいと思っていたことを淡々と説いていて、個人的に傑作。 不思議現象、錯誤、宇宙と科学、宗教について謎解き。「どう生きるか」や「人間の価値」についても書かれていますがここも面白い。非合理的なものに心を奪われて大切なものを失ってしまうことを憂いています。 昔「こっくりさん」遊びを拒否していじめられたことがありましたが、人が目に見えないものを正しく把握せず信じ込むことは避けてほしいと今も思う。 「手当て」だって、念力や超能力ではなく、人が人を思う心が力を生み出していると感じます。2021/04/17
かのう
2
図書館借り。学生時代に読んだことがあった本だった、実家にある。内容は良く覚えているのに、借りてしまうなんて、なんて不思議現象だ(老化です)。内容は著者の安斎育郎先生の授業のよう。前半はオカルト話とその種明かしから科学的思考の面白さ、社会学や宗教に至る流れでエッセイ形式に書かれている。2012/04/07
penguin
2
押入れから見つけて再読。こういう本こそ売れてほしいなぁ、と切実に思います。科学の面白さ、不思議さ、深淵さを楽しく分かりやすく見せてくれる好著ではないでしょうか。2010/04/08
圭
0
再読。心霊現象や超能力が科学的に検証された事例を紹介しながら、論理的思考方法や客観的な物の見方、統計学的な分析法など、科学的な考え方の必要性を書いた本。また、一見、論理的に見えて騙される、という錯誤に陥りやすい事例も紹介されている。強調されているのは、科学的な命題(客観的に事実と照らし合わせ検証できる問題)と価値的な命題(主観によって答えが変わってしまう問題)は区別されなければならず、科学が扱うのはあくまで前者に限られるということ。議論するとき、この区別がついてる人って意外と少ないかも。2013/10/13
tampopo
0
あの安斎育郎先生が1996年に書かれた本です。
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- 和書
- 基礎電磁気学