朝日文庫<br> 父の背番号は16だった

朝日文庫
父の背番号は16だった

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  • サイズ 文庫判/ページ数 491p/高さ 15cm
  • 商品コード 9784022610706
  • NDC分類 783.7
  • Cコード C0195

内容説明

栄光の四番打者から名監督へ―。「打撃の神様」と呼ばれ、数々の記録を生みだした川上哲治。監督となってからは読売ジャイアンツを空前絶後のV9へと導いた彼の圧倒的や強さのかげには、どのような人間ドラマが秘められていたのか。息子・貴光が綴る父の40余年の戦歴。

目次

1 ガキ大将は熊工のエース
2 ジャイアンツ入団、そして戦争
3 不動の四番打者への道
4 禅との出会い―監督へ脱皮
5 常勝監督への布石
6 V9の光と影

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

ライアン

12
息子父川上哲治について書いたもの。こういう本にありがちな家庭での話ではなく、実際に取材をして川上の野球人生を綴ったもの。物心ついた頃は既に解説者だったので現役や監督時代のことはあまり知らず、どうも冷徹というイメージが。戦後、故郷で農家をしてプロ野球に戻るつもりはなかったとか、ライバルであった青バットの大下を可愛がったり、長嶋を近所に住まわせて一緒に球場に行ったり、今の球界の常識であることを先駆的に行ったり、コーチの登用に柔軟な発想を見せたり、少しイメージが変わった。そして川上も巨人を追われていたのか・・・2022/03/21

Decoy

0
川上哲治ほどの大打者・大監督が、常にフロントとの確執に悩み、ファンやマスコミの無理解と闘っていたとは。実の息子が書いているが、可能な限り中立で客観的になろうという姿勢が好ましい。2014/06/16

choku_tn

0
古書で入手。息子が描く「打撃の神様」からV9監督に脱皮した川上哲治の半生。プロ野球の監督として成功するには強い意思、内なる戦いを制する能力、そして運が必要。勝っている監督が次代の指導者や選手を作るのは至難の業。いかなる名将でも辞めるとみじめ。

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