朝日文庫<br> 現代俳句の世界 〈3〉 川端茅舎・松本たかし集

朝日文庫
現代俳句の世界 〈3〉 川端茅舎・松本たかし集

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  • サイズ 文庫判/ページ数 390p/高さ 15cm
  • 商品コード 9784022609236
  • NDC分類 911.368
  • Cコード C0192

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

元気伊勢子

7
2人とも好み。川端茅舎は、澄んでいて、透明感がある水のイメージ。松本たかしは、仄暗い灯りが灯った和室のイメージ。読んでいて、心が洗われるような感じで、日頃からきちんとした生き方をしていないと作れない句ばかり。2021/04/14

maekoo

4
生きものや自然に対する愛おしさが溢れている、大正の終わりから昭和三十年頃まで「ホトトギス」等で美しい句を発表した、川端茅舎(ぼうしゃ)氏と松本たかし氏の代表的な句を読める文庫本です。 お二人は共に病を患い早世しており、生命への想いが伝わる句が多く有ります。 松本たかし氏は能の家系に生まれ志すも病で断念しましたが能を題材にした短編小説も発表しており、それも収録しており読めます。 解説はお二人の生い立ちや人生・友情を知れる伝記でもあり大変貴重でこの時代の良句を愉しめる本です!2022/03/05

有沢翔治@文芸同人誌配布中

1
川端茅舎と松本たかしは同時期、高浜虚子へ師事した。厚い親交を結び、互いに高め合ったのである。このため、「師友老いぬ童顔老いざる茅舎の忌」「童顔の永久にあはれや茅舎の忌」などのように松本たかしの俳句では茅舎を偲んでいる。二人の共通点はそれだけではない。川端茅舎も松本たかしも比喩を多用して俳句を詠んだのである。https://shoji-arisawa.blog.jp/archives/51535515.html2024/11/12

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