内容説明
納豆、だんご、もち、すし、カレーライス、ハンバーグ…。古今東西の「世界の味」は、いつ、どのようにして私たちの食生活に登場し、日本人の味になったのか。縄文時代の昔から現在にいたるまで、2000年におよぶ「食」の多彩な歴史と人間の英知を、興味ふかいエピソードをまじえながら語る。
目次
“辛味入り汁掛け飯” カレー
神と人の食物 もち・雑煮
古代生まれのコピー食品 すし・白酒
太古以来のお歳暮 塩鮭
海の響き おふくろの味 貝
仏教伝来 ダンゴ伝来 ダンゴ
酩酊―神との融合 日本酒
縄文人の哀歓を秘める? なべもの・香辛料
万葉の味覚の主役 酢
美しくおいしい“敵” くだもの・和菓子
世界的珍食品 納豆〔ほか〕
感想・レビュー
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