朝日文庫<br> 検事総長の回想

朝日文庫
検事総長の回想

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  • サイズ 文庫判/ページ数 209p/高さ 15X11cm
  • 商品コード 9784022606938
  • NDC分類 327.13
  • Cコード C0136

内容説明

造船疑獄事件、売春汚職事件、日活ロマン・ポルノ事件、ダグラス・グラマン事件、ロッキード事件等戦後日本社会のゆくえを決定づけた各事件を担当し、“巨悪との戦い”に賭けた著者が、知られざる捜査秘話をいまはじめて明らかにする。昭和63年、がんに冒された病床でつづられた回想録。

目次

秋霜烈日
造船疑獄事件
武装ギャング団事件
船上密室殺人事件
海上保安庁汚職事件
日興連汚職事件
テーブル・ファイヤー事件
警視庁防犯課汚職事件
売春汚職事件
東洋精糖事件
富山水道汚職事件
鮎川派選挙違反事件
交通切符制度の創設
裁判所・検察庁の統廃合
「松本楼」放火事件
日活ロマン・ポルノ事件
トイレット・ペーパー事件
運転免許のこと
連続企業爆破事件
ハイジャック事件
ダグラス・グラマン事件
ロッキード事件
捜査余話四題
検察の限界〔ほか〕

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

RedDirtMarijuana

1
独占禁止法の授業で紹介された本。公取委が石油カルテル事件の告発状を検察にもってきたが、「事実の認定がずさん」で「公正取引委員会の実力を疑わざるを得ないひどいものだった」。 船上毒殺事件(被告人と証人の二名以外はみんな公判中に海上事故で行方不明!)や日活ロマンポルノ(検察の猥褻観は潔癖すぎるから部下に定期的に映画館でポルノを観てこさせた)など色々面白い記述がある。しかし陰毛を「性毛」と書くのには面食らいます。2025/08/12

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