朝日文庫<br> 月宮の人〈上〉

朝日文庫
月宮の人〈上〉

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  • サイズ 文庫判/ページ数 416p/高さ 15X11cm
  • 商品コード 9784022606822
  • NDC分類 913.6
  • Cコード C0193

内容説明

非力な者にとって、いまは生きるにつらい争乱の世ではあるけれど、その胎を介せば女でも、城取り国取りはおろか、天下取りすら可能なのです。よくぞ、そなたたちは女に生まれてくれた―自らの運命を悟ったお市は、こう言い残して逝く。お茶々、お初、お江は母の言葉をどう受けとめたのか。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

巨峰

13
浅井三姉妹を描いた歴史巨編。なんでこのタイミングで再発売されなかったのか不思議でなりません。上巻の終りでそこまですすむのか!始めの語り手の尼はとても魅力的です。2011/10/17

onepei

1
戦いの結果も伝聞であっさり、と女性目線に徹していて新鮮。2017/07/30

Holy

1
大河ドラマの補足として『美女いくさ』『乱紋』につづき、三姉妹を描いた作として推薦したいけど、入手困難かな。百合的に仲のいい三姉妹が拝めますし、江の娘で皇室に嫁いだ和子のその後も読めます。三人の語り手が交代していく手法も見事。感想も少ないようで、もっと普及させたい。2011/09/13

りゅっく

0
珍しい後水尾天皇の中宮徳川和子を描いた本と知り読みました。まさかの浅井三姉妹の誕生から描くパターン。さくさく進みはしますが、もはやこの辺の話は冗長である気も・・・。三姉妹の中でお江が一番お市の方に似ていたという展開は新鮮でしたがそれ以外はあまり。。2017/11/02

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