朝日文庫<br> いくつもの死を見つめて―付添婦の現場から

朝日文庫
いくつもの死を見つめて―付添婦の現場から

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  • サイズ 文庫判/ページ数 240p/高さ 15X11cm
  • 商品コード 9784022606648
  • NDC分類 916
  • Cコード C0135

内容説明

死、死、死、死、私は死に対して麻痺していた。たくさんの死を汚物のようにまるめて処理してきた。私の死の最初にあった父、あの人に対してもっと素直に飛び込んでゆけたなら、こんなにたくさんの死を見ることもなかったのだろうか。死の前で美術や文学が何になるというのか。

目次

ひと夏の家族
イタリアから機能回復室へ

めまぐるしい季節に
付添女たち
いこいのみぎわに
通過する部屋

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

薩摩富士

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作者は私と同世代で、彼女が付添婦として東京で働いていた頃、私も職業は違えど同じ場所で、同じように先のあてなく必死にもがいていた。 今私は介護の仕事に就こうと職業訓練に通っている。二十年前の自分と今の自分。作者のその後に興味がある。 この作者の別の著作も読んでみたい。2011/11/30

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