内容説明
ある日突然の異常体験により、神の言葉を代弁し、民衆を導く預言者となったムハンマド(マホメット)。メッカの一商人からイスラム教を起こし、民族の団結をはかることで、ついにはアラブ国家建設を成し遂げる。彼の生きた社会と政治を検証しながら、アラブ世界の認識を新たにする。
目次
クライシュ部族のはじまり
メッカの隊商
6世紀、アラビアの実力者たち
アブラハと南アラビア
キンダ王国
ヒーラの王国
ガッサーン王国
アラブの覚醒
巡礼の町メッカ
繁栄の町メッカ
メッカの政治
ムハンマド生誕物語
メッカの人、ムハンマド
メッカの新興宗教
迫害
破局
メディナ
メディナの狂熱
ヒジュラ
『メディナ憲章』
戦争
内政
絶対者ムハンマド
メッカ征服
タブークへの遠征
死
燃えるアラビア