朝日文庫<br> 桜の文学史

朝日文庫
桜の文学史

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  • サイズ 文庫判/ページ数 244p/高さ 15X11cm
  • 商品コード 9784022606419
  • NDC分類 910.2
  • Cコード C0191

内容説明

さくらは古代人にとってたいせつな農事暦であり、その開花は一年の吉凶を予兆する聖なる樹でもあった。その桜樹信仰という古代人たちの素朴な祈りは、「さくら前線」の報をこころまちにする現代の春に生きている。古来、文学のテーマとして、日本人は桜をどのように歌い、描いて来たのか。文学作品をたどり、各地の桜を紹介する新しい視点の文芸論。

目次

1 さくら讃歌 プロローグ
2 古代のさくら―飛鳥・奈良時代
3 王朝絵巻のさくら―平安時代1
4 薄明に咲く―平安時代2
5 さくら美の完成者たち―鎌倉時代
6 さくらのドラマツルギー―室町時代
7 聖から俗へ―桃山時代
8 新しいさくら文化の開花―江戸時代
9 文明開化とさくら―明治時代
10 さくらの歌びとたち―大正時代
11 昭和文学の桜譜―昭和時代1
12 現代文学に咲く―昭和時代2

感想・レビュー

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crane

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ちる花は また来ん春も 咲きぬべし 別れはいつか 巡りあふべき              古事記から近現代文学まで書物の中の桜を語る、ちょっと狂気的な一冊。 円山公園のしだれ桜が一際綺麗に見えた2023/04/09

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