朝日文芸文庫<br> 街道をゆく 〈8〉 熊野・古座街道、種子島みちほか

朝日文芸文庫
街道をゆく 〈8〉 熊野・古座街道、種子島みちほか

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  • サイズ 文庫判/ページ数 304p/高さ 15cm
  • 商品コード 9784022601780
  • NDC分類 915.6
  • Cコード C0126

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

たカス

13
★★★☆☆熊野・古座街道、豊後・日田街道、大和丹生川(西吉野)街道、種子島みち。翔ぶが如くのころ。西郷どんですら止めれなかった若衆組のなごりを求めての旅。飛行機で子供用の風船をもらえずヘコむ須田氏を薄目で覗く司馬氏(笑)2017/01/05

RED FOX

12
1979年第1刷の89年版を持ってますがこれも読みすぎでカバーがちぎれかかっちょる(笑)熊野、日田、西吉野、種子島。どれもすぐに訪れたくなる(>_<)自分で調べた地元史を語リ続ける旅先の郷土史家に閉口した、と2章にわたり書いてしまう司馬氏って怖い(笑)2015/08/28

Kaz

11
明治の初期、激動の10年に幕を下ろした感のある西南戦争。その揺籃を当時の鹿児島の私学校にあると仮定し、その根源を日本の南方の習俗「若衆組」にもとめ、途中に豊後の日田や湯布院にも立ち寄りながら、熊野〜種子島を巡る。日本のルーツの1つを求めるたびとも言えるだろう。紀州にある熊野本宮は平安時代から人々の崇敬を集め、現代も熊野古道は巡礼の道となって残っている。いつか歩いていみたい道。2024/09/29

なつきネコ

11
熊野・古座、種子島には若衆文化の残影が残るだけ。しかし西郷の反乱の遠因を若衆の風土からは納得。朝鮮陶工の話も多く、高取家が日本に土着しながらも故郷を思う気持ちは美学めいたものを感じた。長年の疑問。種子島のような島に火縄銃を作るだけの技術があるのか。さらに根来の者が種子島になぜ来たのか。その謎は種子島は辺境の島ではなく、上方に近い文化を持っていた。鉄に関しては古代には鉄の釣り針を作るほど製鉄に優れていたから、後に火縄銃の始祖になるか。後は西淀川で発見された日本最古の舟が戦争で消失した事。2017/02/18

RED FOX

11
何度でも再読!今回は種子島編にでてくる沈寿官さんと、世が世なら城主アッキー様がなぜか惹かれた♪大分の日田は震災で大変そうだけど、是非早く訪れてみたい憧れの地です♫2016/06/10

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