内容説明
景気停滞の長いトンネルに入った日本経済。今や、金融の空洞化さえ現実化しつつある。『複合不況』の著者が、戦後日本の50年を跡づけ、世界経済の大きな歴史のうねりを洞察しながら21世紀に向かう新しい道筋を考える。
目次
1 戦後50年をどう把えるか
2 バブルの発生・膨張と崩壊の軌跡―分析要具としてのGNPの限界
3 日米襲った新しいリセッション
4 複合不況のメカニズム―バブル崩壊の波及プロセス
5 「複合不況」その後―「国民経済」の黄昏
6 エピローグ―パックス・エコノミカを越えて
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