CARGO CULT(カーゴ・カルト)

個数:

CARGO CULT(カーゴ・カルト)

  • 提携先に在庫がございます【僅少】
    通常、5~7日程度で出荷されます。
    ※納期遅延や、在庫切れで解約させていただく場合もございます。
    (※複数冊ご注文はお取り寄せとなります)
  • 出荷予定日とご注意事項
    ※上記を必ずご確認ください

    【出荷予定日】
    通常、5~7日程度で出荷されます。

    【ご注意事項】 ※必ずお読みください
    ◆在庫状況は刻々と変化しており、ご注文手続き中やご注文後に在庫切れとなることがございます。
    ◆出荷予定日は確定ではなく、表示よりも出荷が遅れる場合が一部にございます。
    ◆複数冊をご注文の場合には全冊がお取り寄せとなります。お取り寄せの場合の納期や入手可否についてはこちらをご参照ください。
    ◆お届け日のご指定は承っておりません。
    ◆「帯」はお付けできない場合がございます。
    ◆画像の表紙や帯等は実物とは異なる場合があります。
    ◆特に表記のない限り特典はありません。
    ◆別冊解答などの付属品はお付けできない場合がございます。
  • ●3Dセキュア導入とクレジットカードによるお支払いについて
    ●店舗受取サービス(送料無料)もご利用いただけます。
    ご注文ステップ「お届け先情報設定」にてお受け取り店をご指定ください。尚、受取店舗限定の特典はお付けできません。詳細はこちら
  • サイズ A4判/ページ数 128p/高さ 26cm
  • 商品コード 9784022587152
  • NDC分類 162.733
  • Cコード C0072

出版社内容情報

南の島で今も続く、「20世紀」最後の神話TBS系「クレイジージャーニー」でも話題になった、南洋の奇祭をとらえた写真集撮り下ろし写真、3万字を越える著者渾身の解説・ルポタージュで伝説の真相に迫る南太平洋に浮かぶ火山の国、バヌアツ。今もプリミティブな暮らしが続くタンナ島では、外の世界からもたらされる「物資(カーゴ)」に対する不思議な信仰が存在する。第二次世界大戦中、日本軍がバヌアツに迫ろうとする頃、島に忽然と現れた謎の精霊ジョン・フラム。その精霊は人々に不思議な預言を残した。「まもなくアメリカという国が現れ、あなたたちを助ける。そして富を満載した積み荷をこの地にもたらすだろう」以降約80年余り、島の人々はジョン・フラムの預言を信じ、アメリカの星条旗をかかげ、米軍を模した行進を行う奇祭を続けている。西欧の人々は、いつしかこの不思議な信仰を「カーゴ・カルト」と呼ぶようになる。デザイン:佐藤亜沙美(サトウサンカイ)■著者プロフィール佐藤 健寿写真家。世界の民俗から宇宙開発まで、世界120カ国以上を巡って幅広いテーマで撮影。代表作『奇界遺産』『世界』ほか多数。写真展「佐藤健寿展 奇界/世界」(群馬県立館林美術館他)、「世界 MICROCOSM」(ライカギャラリー東京他)ほか各地で開催。instagram@x51

内容説明

南洋に現存する、「20世紀」最後の神話。

著者等紹介

佐藤健寿[サトウケンジ]
世界の民俗から宇宙開発まで、世界120カ国以上を巡って幅広いテーマで撮影。代表作『奇界遺産』シリーズは写真集として異例のベストセラーに(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

starbro

156
奇界遺産で有名になった佐藤 健寿、2作目です。不思議な信仰カーゴ・カルトが残る島バヌアツ、プリミティブでエネルギッシュな写真集でした🏝🏝🏝 https://publications.asahi.com/ecs/detail/?item_id=245452023/11/24

k sato

17
奇界遺産フォトグラファー・佐藤健寿氏の最新作。カーゴ・カルトは第三国が冠した名称で物資「Cargo」を信仰するという意味である。バヌアツのタンナ島で口承されるジョン・フラム。人間それとも精霊?第二次世界大戦末期に突如現れた米軍に由来する。英・仏支配下で西欧文化に馴染めず原始的な伝統生活の復活を願う原住民に希望を与えたジョン・フラム。原住民に取材するも謎だらけ。島内の部族は言語が異なるため、信仰は各々の言語で解釈され現在進行形で進化中だ。第三国は否定も肯定もしてはいけない。宗教や信仰の原形がそこにあった。2023/12/19

TTK

3
「アメリカから来たジョン[・フラム]は、我々の祖先の精霊である。我々には本来アメリカと同じ物質=神の恩恵を得る権利があるはずだった。しかし私たちはいつしかイギリスに脅されて伝統生活を捨てたために、神に見放されてしまい、イギリスやアメリカの人々のように物資を受け取ることができていない」……彼らが真に望むのは「カーゴ」ではなく、第一に「伝統生活の維持」がある。そしてその結果として「ジョンの再来=物資の再来」があるはずだ、と考えているからだ。p.1162023/12/29

暗頭明

2
2007年にはBBCの番組企画の一環として(故エジンバラ公)フィリップ(王配)を崇拝する村人5人がバッキンガム宮殿に招かれ、そこでフィリップと対面した。こうした “人間的”交流を繰り返すなかで、村の人々はフィリップが英国の王配であり、人間であることを十分理解している。しかしそれでもなおフィリップを精霊の化身と捉え、島の出身者であり、彼らの真の王だとする考えは変わらなかった。この逸話は彼らにおける人間と精霊の捉え方が我々とまるで違う理解であることをよく示している。p.772023/12/31

外部のウェブサイトに移動します

よろしければ下記URLをクリックしてください。

https://bookmeter.com/books/21239875
  • ご注意事項

    ご注意
    リンク先のウェブサイトは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」のページで、紀伊國屋書店のウェブサイトではなく、紀伊國屋書店の管理下にはないものです。
    この告知で掲載しているウェブサイトのアドレスについては、当ページ作成時点のものです。ウェブサイトのアドレスについては廃止や変更されることがあります。
    最新のアドレスについては、お客様ご自身でご確認ください。
    リンク先のウェブサイトについては、「株式会社ブックウォーカー」にご確認ください。

最近チェックした商品