内容説明
紀ノ川流域では、せまい平野が、寸土をむだにせずに耕されている。大きな活字でよみがえる司馬遼太郎の世界。
目次
阿波紀行(淡路を経て;浪風ぞなき;地に遺すもの;地獄の釜;水陸両用の屋根 ほか)
紀ノ川流域(根来;この僧;鉄砲の「杉之坊」;秀吉軍の弾痕;中世像の光源 ほか)
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
Tadashi_N
32
中央構造線沿いをゆく、という感じがした。2018/10/19
barcarola
7
取り上げられているのは中央構造線繋がりで阿波徳島と紀ノ川流域。特徴的な地形は地図を眺めながら。特に阿波が面白く感じられたのは、同地域の知識を結構持っていたため(我ながら、なぜだろう?)。2023/03/23
悠々人
2
この三十二巻は、「阿波紀行」と 「紀ノ川流域」を散策しています。 私の故郷の紀州を司馬遼太郎が どのように描くのか興味がありました。 曰く、紀州の良さって徳川以前かも 知れない。紀州文化は、室町から 根来寺の壊滅(秀吉による紀州平定) までが一大頂点であったかも。 う~ん‼現在の紀州は近畿の離島⁇ 2019/01/15
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