出版社内容情報
クリントン前大統領が自ら筆を取り、書き上げた回想録
戦後のアメリカ大統領として一、二を争う政治手腕の持ち主と評価されるビル・クリントン前大統領が自ら筆を取り、豊かで陰影に富んだ描写で書き上げた回想録。まさにアメリカンドリームを体現したというしかないその人生と、保守派の激しい攻撃にさらされながら政治・経済両面で輝かしい業績をあげた大統領時代の実体験を、具体的かつ詳細に描いている。失敗や苦悩の場面を避けることなく、公人の回顧録としては異例の率直さで叙述されている点も、人間クリントンの魅力を伝える本書の特質である。史上最高の執筆契約金が支払われ、米国内の政治関連本としては前例のない初版150万部で6月22日に刊行された。全米出版界を席巻する近年最大の話題作。
中東、ボスニア、北朝鮮、北アイルランドなど次々と生じる国際関係の難問に、ソ連崩壊後、唯一となった超大国のリーダーとして立ち向かう。国内改革を潰そうとする保守陣営の執拗なスキャンダル攻撃に耐えながらアメリカ経済を再生させ、2期8年の任期を務め上げる。
●長期低迷状態にあったアメリカ経済の建て直しに邁進する。
●ロシア経済危機に対して巨額の援助を決める。エリツィン大統領との深い絆。
●共和党と鋭く対立、以降任期中は予算などをめぐって熾烈な戦いを繰り広げる。
●イスラエルとPLOの仲介役として手腕を振るい、中東和平に大きな貢献。
●日本経済の再生、沖縄基地問題、北朝鮮の核疑惑について、日本の首相と協議。
●ルウィンスキー・スキャンダルが発生。家族と国民に謝罪を行う。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
Willie the Wildcat
takao
紫電改