内乱の予感

内乱の予感

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  • サイズ B6判/ページ数 253p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784022572097
  • NDC分類 913.6
  • Cコード C0093

内容説明

殺し屋はなぜ殺しをためらったか。他人事ではないミステリー。ねらわれているのは君だ!著者初の長編ミステリー。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

青豆

3
著者初のミステリー作品。国を影で動かす秘密結社「千年王国」のエージェント(暗殺者)であるジャックアマノ。千年王国に宣戦布告してきた謎の人物・伝田家麿を処刑する為に彼の正体を探ろうと行動していく中で千年王国に対して疑問が生じる。アナグラムを使用したり、謎が新たな謎を呼ぶストーリーなどミステリーの体裁を取ってはいるが、とてもミステリーとは呼べない作品。国家や社会などについての見解を作品の中に盛り込んでいる辺りは島田雅彦らしい。2014/04/28

konaka

2
3/52013/11/26

Kany

1
島田雅彦はポップだと思う。ヒコクミンの非国民らしさなんて、本書にはないのだけれど秘密結社「千年王国」とか主人公が「アマノジャック」とか設定の妙と言葉選び、読みやすさが素敵。物語には斬新さなんてないんだけど、まだこの物語が読みたいと思う。だって「砂漠のイルカ」は、ただただ堅物みたいだけど、アマノの今度の上司「虚数」は太いが故の幅がありそうで、アマノを四苦八苦をさせそうだもの。秩序を維持する莫大な組織、そんなものがあるか、ないか…実際はあるんだろうが、もっとさりげなく軽薄に存在するんだろうな、そういうのって。2014/08/20

Yori

1
国家を影で支配する千年王国の暗殺者が、千年王国の支配に疑問を感じる。2014/02/21

ゆりっぺ

1
1998年3月29日

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