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出版社内容情報
浮世絵の代表的な絵師6人の作品と画業、生涯もふくめ、歴史家と美術史家が共同して読み解く。 ①春信②歌麿③写楽④北斎 ⑤広重 ⑥国芳の全6巻。各巻主要な作品三十余点を精選、大型カラー図版で紹介し、6人の絵師の画業と生涯に2人の気鋭の編集者が、美術からの眼と歴史からの眼で迫ります。1枚の絵から何が読みとれるか、浮世絵の魅力をたっぷりと味わい、さらに出版
内容説明
鈴木春信(?~1770)は、明和2、3年(1765、66)の絵暦交換会に深く関与し、錦絵誕生を主導した浮世絵師である。本書の目的は、美術史のみならず江戸時代史の水脈の中で浮世絵を見、読んだらどうなるかということにある。この春信の巻では、春信の創り出したイメージはどういう広がりをもっていたのか、また、錦絵の誕生が浮世絵界にどのような変革をもたらしたのかを中心に考察する。
目次
カラー図版 春信の主要作品三十五点(田沢裕賀;田辺昌子;浅野秀剛)
「見立」と「やつし」―イメージの旅(浅野秀剛)
江戸の恋人たち(田辺昌子)
錦絵の社会=文化構造(吉田伸之)
鼎談 春信と錦絵の誕生(浅野秀剛;田辺昌子;吉田伸之)
コラム 企画・浮世絵の六つの断面(大久保純一)