出版社内容情報
大好評の文庫版に続いて、豪華愛蔵版の登場です。『サザエさん』『いじわるばあさん』はもちろん、『エプロンおばさん』『仲よし手帖』、さらに『うちあけ話』『旅あるき』など、長谷川町子ファン待望の全仕事集。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
mame
6
終戦直後の話ようで、わからないとこがありつつも、当時の風俗が垣間見れておもしろかった。2024/09/22
うどんちゃん
2
テレビで見るサザエさんとは違った感じがした。配給とか戦後とかそういう言葉がちらちら出てきて、ああ、こういう時代にサザエさんは作られたんだなーとあらためて思った。2013/05/04
やいとや
1
アニメのイメージを持って読むとひっくり返る第1巻。しかし、戦後の混乱をホームドラマに落とし込む手腕は時事ネタと共にあり続けたサザエさんらしい。配給、引き上げ者、MP、闇市その他諸々が、「当時当たり前にあった楽しみや喜び」に繋がっていたのだ。そう、戦前、戦中、戦後間も無くは「辛い事しかなかった地獄の時代」と思い込みたい人々は多いが、そこでも市井の人々は笑い泣きして生きていたのだ。今の我々と同じく。それは戦争の是非や善悪とは関係の無いものなのだ、という当たり前を示唆してくれる。歴史的資料としても一級。2022/05/21
踊れない人
1
図書館本。 1997年4月15日 第一刷印刷 1997年5月1日 第一刷発行 当時はこんな感じだったのか・・・。今は、初版発行とか発行しかないですよねー。 当時は、こんな感じだったのか・・・。←配給という設定が古い気がする。 2/28放送のジローやジローも載ってます。(笑) 2016/02/28
チカッティ
1
理想の家族みたいな雰囲気のアニメのサザエさんとはちょっと違ったお話で面白かったです。波平さんもフネさんもちょっとおっちょこちょいで、なんだかうふふ。引揚者やら配給やら時代を感じさせる日常が今のアニメと違っていました。2014/04/13